特許
J-GLOBAL ID:200903062492227324

燃料噴射時期制御式層状燃焼内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-185617
公開番号(公開出願番号):特開平5-010174
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、燃料噴射時期制御を行なう層状燃焼内燃機関に関し、高負荷時におけるスモークの発生を燃料噴射時期の制御を通じて抑制することを目的とする。【構成】 各気筒に2吸気ポート40,42とインジェクタ66とをそなえた層状燃焼内燃機関において、燃料噴射終了時期と燃料噴射開始時期とを設定する燃料噴射時期設定手段74と、該燃料噴射時期設定手段74で設定された燃料噴射時期に応じて上記インジェクタ66を駆動するインジェクタ駆動手段72と、上記機関の運転状態が全開運転近傍にあるかどうかを判断する判断手段76とをそなえ、燃料噴射時期設定手段74を、判断手段76により機関の運転状態が全開運転近傍にあると判断されるとこの時に生じやすい黒鉛の発生を抑制すべく燃料噴射終了時期を吸気行程開始後の所定の時期に設定するように構成する。
請求項(抜粋):
各気筒に2つの吸気ポートをそなえるとともに、これらの吸気ポートのうちの一方の吸気ポートに吸気行程に対応して開弁制御されるインジェクタをそなえ、上記の吸気ポートから混合気及び空気を燃焼室内で層状のタンブル流となるように流入させて混合気の燃焼を行なう層状燃焼内燃機関において、燃料噴射終了時期を設定するとともにこの燃料噴射終了時期と必要燃料量とに基づいて燃料噴射開始時期を設定する燃料噴射時期設定手段と、該燃料噴射時期設定手段で設定された燃料噴射時期に応じて上記インジェクタを駆動するインジェクタ駆動手段と、上記機関の運転状態が全開運転近傍にあるかどうかを判断する判断手段とをそなえ、上記燃料噴射時期設定手段が、上記判断手段により機関の運転状態が全開運転近傍にあると判断されるとこの時に生じやすい黒鉛の発生を抑制しうるうように上記の燃料噴射終了時期を吸気行程開始後の所定の時期に設定するように構成されていることを特徴とする、燃料噴射時期制御式層状燃焼内燃機関。

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