特許
J-GLOBAL ID:200903062495379753
液晶表示制御駆動回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-149008
公開番号(公開出願番号):特開平10-340067
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】液晶パネルの表示制御駆動用IC内の各機能別ブロック回路間の配線領域の面積増を防ぎ、ブロック回路配置を自由にしIC面積を減らす。【解決手段】レジスタ32,表示メモリ6A,アドレスデコーダ34A,ROM7A,SEGラッチ回路80等の機能別ブロック回路相互間のデータのやり取りを、全て共通のデータバス36を介し、マシンサイクルの中でシステムクロックに同期して時分割で行う。よってLCDコントローラ・ドライバICの面積を減らすために各機能別ブロック回路をIC内部の何処に配置しても、データバスの配線は従来のようにデータを授受するブロック回路間分設ける必要はなく、本例の場合、バスが共通の8本で済み、ICの配線領域の面積増加を防ぐことができる。又SEGドライバ回路への表示データの転送を従来の1ビットずつに対し本例では5ビットずつにすることができ、データ転送速度を下げて消費電流も低減できる。
請求項(抜粋):
縦方向に走り横方向に並設された複数のセグメント線と、横方向に走り縦方向に並設された複数のコモン線との各交差部に画素を持ち、共にイネーブルに駆動されたセグメント線とコモン線との交差部の画素を点灯する液晶パネルの表示画面の文字配列に対応する表示データを、配列される文字の文字コードで記憶するRAMからなる機能別ブロック回路としての表示メモリと、前記表示画面に表示されるべき文字の各文字コードに対応するドットマトリクス状のフォントを記憶する機能別ブロック回路としてのROMと、システムクロックの所定の複数周期からなるマシンサイクルに比例する水平走査周期毎に、前記コモン線をその配列順に且つサイクリックに1つずつ選択して、選択したコモン線をイネーブルに駆動する機能別ブロック回路としてのコモンドライバ回路と、水平走査周期毎に、表示メモリ内の表示データについての、選択されるコモン線上の画素別の点灯の有無を示すドット表示データを入力して、点灯画素に対応するセグメント線をイネーブルに駆動する機能別ブロック回路としてのセグメントドライバ回路とを少なくとも備え、常時、表示メモリ内の表示データに対応する液晶パネルの画面表示を行い、さらに、外部のMPUから書込み要求があった時は、マシンサイクルに同期して、このときMPUから送信される命令データを取込むと共に、命令データ中の表示データとしての文字コードを表示メモリの当該命令データで指定されるアドレスに書き込み液晶パネルの前記画面表示を更新する液晶表示制御駆動回路において、共通のデータバスを備え、前記命令データの取込みから、セグメントドライバ回路へのドット表示データの入力までに至る表示データの伝達経路上に存在し得る、前記表示メモリ,ROM,セグメントドライバ回路を含む全ての機能別ブロック回路のうち、少なくとも3つ以上の機能別ブロック回路が、その動作に必要なデータを、マシンサイクル毎にシステムクロックに同期し時分割で前記共通データバスを介し相互に授受し得ることを特徴とする液晶表示制御駆動回路。
IPC (2件):
G09G 3/36
, G02F 1/133 545
FI (2件):
G09G 3/36
, G02F 1/133 545
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