特許
J-GLOBAL ID:200903062495786650

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-206901
公開番号(公開出願番号):特開2003-021399
出願日: 2001年07月06日
公開日(公表日): 2003年01月24日
要約:
【要約】【課題】 凝縮水による目詰まりを生じることなく、放熱性能の向上を実現できる熱交換器を提供すること。【解決手段】 本発明の熱交換器に使用されるアウタフィン3には、燃焼ガスが流入する入口側(燃焼ガスから主に顕熱を回収する領域)にのみ複数のウイング3aが設けられている。このウイング3aは、三角形の一辺を残してフィン表面から切り起こされ、燃焼ガスの流れ方向に対し傾斜して設けられている。また、フィン3の上下方向に連続する2個のウイング3aは、燃焼ガスの流れ方向に対する傾斜方向が異なる様に切り起こされている。このウイング3aの作用により、燃焼ガスがフィン表面に誘導され、且つウイング3aが燃焼ガスの流れ方向に対し傾斜しているので、燃焼ガスの流れに旋回流を発生させることができる。その結果、フィン表面上に発生する温度境界層の発達を抑制でき、熱伝達率が向上して放熱性能の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
内部に流体通路を形成するチューブと、このチューブの外表面に接触して伝熱面積を増大するフィンとを備え、前記フィンを挟み込んで前記チューブを複数段に積層して構成され、前記チューブの外側を上方から下方へ向かって水蒸気を含む高温の気体が流れ、前記チューブ内の流体通路に前記高温の気体より低温の流体を流通させて、前記高温の気体から顕熱のみならず凝縮潜熱をも回収して前記低温の流体を加熱する熱交換器であって、前記フィンは、自身の表面から切り起こされて前記高温の気体が流れる中に突出する複数の切り起こし片を有し、この切り起こし片が前記フィンの上部側にのみ設けられていることを特徴とする熱交換器。
IPC (2件):
F24H 9/00 ,  F28F 1/30
FI (2件):
F24H 9/00 A ,  F28F 1/30 D
Fターム (1件):
3L036AA06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭58-182051
  • 熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-187340   出願人:株式会社ノーリツ, 東洋ラジエーター株式会社
  • 給湯機用熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-317769   出願人:松下電器産業株式会社
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