特許
J-GLOBAL ID:200903062503898986
3次元形状データ処理装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-245648
公開番号(公開出願番号):特開2000-076455
出願日: 1998年08月31日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 顔面模型を作成する際に必要とされる両眼領域の正確な抽出処理を自動的に行うことができる機能を有する3次元形状データ処理装置を得る。【解決手段】形成位置、形成面積等に基づき両眼領域候補とされたすべての穴領域ペアから、機能F72によって、「顔の略上下方向の位置が近い」、「顔の中心を境に左右に別れている」、「面積の差が小さい」及び「色の分散が小さい」ことを判断基準とした4つの推定が行われる。そして、機能F73は、機能F72で行われた4つの推定による推定ポイント合計値に基づき、最も両眼として適格と判断される穴領域ペアを両眼領域として採用する。
請求項(抜粋):
人物の2次元のカラー画像データ及び計測基準点から前記人物の計測点までの距離情報を含む3次元の距離画像データを入力して、これらのデータに基づき前記人物に関する所望の3次元形状データを出力する3次元形状データ処理装置であって、前記カラー画像データと前記距離画像データとは2次元位置の対応づけが可能であり、前記3次元形状データ処理装置は、前記カラー画像データ及び前記距離画像データに基づき、前記人物の顔と判断される領域から、背景を除去して顔の肌の色領域を有効とした顔の肌の色領域データを生成する背景除去機能と、前記カラー画像データ及び前記顔の肌の色領域データに基づき、前記カラー画像データにおける両眼領域を推定し、該両眼領域を規定した両眼領域画像データを生成する両眼領域推定機能とを有し、前記両眼領域推定機能は、(a) 前記顔の肌の色領域データに基づき、前記顔の肌の色領域で周囲を囲まれ、自身は肌の色領域を有さない複数の穴領域を検出するステップと、(b) 前記複数の穴領域から組合せ可能な少なくとも1つの穴領域ペアそれぞれについて、穴領域ペア間の顔の上下方向の位置関係に基づく第1の指標、穴領域ペアが顔の左右に配置されているか否かに基づく第2の指標、穴領域ペア間の面積差に基づく第3の指標、前記カラー画像データを参照して得られる穴領域ペアの領域内の色の分散に基づく第4の指標のうち、少なくとも1つの指標を求めるステップと、(c) 前記少なくとも1つの指標に基づき、前記少なくとも1つの穴領域ペアのうち、最も両眼として適格と判断される穴領域ペアを前記両眼領域として推定するステップと、を備える、3次元形状データ処理装置。
IPC (6件):
G06T 7/00
, G01B 11/24
, G06T 17/00
, G06T 1/00
, G07F 17/00
, H04N 1/38
FI (7件):
G06F 15/62 415
, G01B 11/24 K
, G07F 17/00 Z
, H04N 1/38
, G06F 15/62 350 A
, G06F 15/64 M
, G06F 15/70 330 Z
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