特許
J-GLOBAL ID:200903062508665165

通信制御におけるビジー時のフロー制御方式および通信制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-002858
公開番号(公開出願番号):特開平9-200290
出願日: 1996年01月11日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】選択再送を行う通信制御において、通信処理がビジー状態中は、通信コネクションを維持したまま相手からの情報フレーム送信を再送も含めて停止することのできる処理ビジー時のフロー制御方式を提供する。【解決手段】通信制御装置100-aにおいて、処理ビジー発生860-0中は、状態通知フレーム30-0による受信状態の通知において、情報フレーム10-0,10-1,10-2の受信状態によらず、クレジット無し41-0、かつ、再送要求無し42-0を送信側100-bに通知する。通信処理がビジーである場合における、無駄な情報フレームの送信を停止し、回線容量の浪費を回避することができる。
請求項(抜粋):
送信側から受信側への通信コネクション上で、送信側ユーザからのメッセージをシーケンス番号付きの情報フレームを介して受信側ユーザに転送する通信において、送信側は送信される情報フレームを保持しておく送信バッファと受信側の受信能力から決まる、送信可能な情報フレームのシーケンス番号を表す送信可能番号をもっており、送信側は送信側ユーザからメッセージを受け取ると、前記送信バッファ上に前記メッセージを含むシーケンス番号付きの情報フレームを作成し、前記送信バッファ中の情報フレームにおける、未送出でかつシーケンス番号が前記送信可能番号以下の情報フレームを受信側に送出し、また、送信側は周期的に状態問い合わせフレームを送出しており、受信側は受信した情報フレームを保持しておく受信バッファをもっており、受信側は送信側から転送された情報フレームを受信すると、前記受信バッファに前期情報フレームを記録し、前記受信バッファ中の情報フレームにおいてシーケンス番号が連続である情報フレームを受信側ユーザに転送し、また、受信側は前記状態問い合わせフレームを受信すると、送達確認情報として受信側ユーザへの転送が完了した情報フレームのシーケンス番号の上限値を、再送要求情報として前記受信バッファ中の情報フレームにおけるシーケンス番号の抜けを、及び、フロー制御情報として新たに受信可能な情報フレームにおけるシーケンス番号の上限値を含む状態通知フレームを送信側に送出し、送信側では前記状態通知フレームを受信すると、前記通信コネクションの正常性を確認するとともに、前記の送達確認情報に示されたシーケンス番号までの情報フレームを送達が確認されたと判断して前記送信バッファから削除し、前記の再送要求情報に示されたシーケンス抜けに相当する情報フレームを再び送出し、前記のフロー制御情報に示されたシーケンス番号を前記の送信可能番号とするメッセージ転送制御手順において、受信側において処理能力不足のために情報フレームの受信が困難である間、または、受信側ユーザから情報フレームの受信停止を要求されいる間は、受信側が前記受信バッファの状態によらず前記の再送要求情報をシーケンス番号の抜け無しとし、前記のフロー制御情報を受信済みの情報フレームのシーケンス番号の上限値とした情報通知フレームを送信側に送信することによって前記通信コネクションを維持しつつ、送信側から受信側への情報フレーム転送を停止する処理ビジー時のフロー制御方式。
IPC (3件):
H04L 29/08 ,  H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 13/00 307 Z ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/20 G

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