特許
J-GLOBAL ID:200903062511732191
混相流体の各流量の測定方法及びそれを利用した混相流流量計
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-289381
公開番号(公開出願番号):特開平11-125547
出願日: 1997年10月22日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 混相流流量計を簡素化し、かつ各流量の測定精度を上げること。【解決手段】 静電容量式水分率計3,3’の2台を1組として相関流量計6を構成し、ガスと複数の液体とを含む混相流体2が水分率計3,3’の設けられた管路1を通過中、混相流体の管路が液体でのみ満たされる瞬間に得られる水分率計3,3’の出力信号から液体の割合に関する情報を得、また、水分率計3,3’の出力信号の時間平均から混相流体を構成する各流体の割合に関する情報を得るとともに、各成分率の和が1となることを利用して、混相流体の各成分率を求め、気相のスリップがある場合には、水分率計3,3’で測定される値のゆらぎの時間差から混相流体の気相の流速を算出するとともに、差圧式流量計27で得た情報を基に液相の流速を算出し、各成分率と気相の流速または液相の流速を利用して各成分の流量を相別流量演算回路29で算出する。
請求項(抜粋):
流体の電気的特性の違いを利用して二相流体の成分率を測定する第1の測定器の2台を1組として相関流量計を構成し、ガスと複数の液体とを含む混相流体が前記測定器の設けられた管路を通過中、混相流体の管路が液体でのみ満たされる瞬間に得られる前記第1の出力信号と混相流体の各成分の電気的特性とから液体の割合に関する情報を得、また、前記第1の測定器の出力信号の時間平均と前記各電気的特性とから混相流体を構成する各流体の割合に関する情報を得るとともに、各成分率の和が1となることを利用して、混相流体の各成分率を求め、気液の速度スリップがない場合には、前記相関流量計で測定される値のゆらぎの時間差から混相流体の平均流速を算出し、各成分率と該平均流速とを利用して各成分の流量を算出し、気液の速度スリップがある場合には、前記相関流量計で測定される値のゆらぎの時間差から混相流体の気相の流速を算出するとともに、第2の測定器により得られた情報を基に液相の流速を算出し、気相の成分率と気相の流速、及び液相の各成分率と液相の流速を利用して各成分の流量を算出することを特徴とする混相流体の各流量の測定方法。
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