特許
J-GLOBAL ID:200903062512884521

膠質炭酸カルシウムの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-305331
公開番号(公開出願番号):特開平6-157030
出願日: 1992年11月16日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 平均粒子径が0.02μmを超え0.08μm未満の任意の均一粒子で構成される、機能性が高く、凝集性が殆どなく分散性に優れることから機能付与効果に優れる膠質炭酸カルシウムを容易かつ効率的に製造することができる膠質炭酸カルシウムの製造法を提供することを目的とする。【構成】 糖類及びアルコール類を添加した石灰乳懸濁液に炭酸ガスを導入することにより、平均粒子径が0.02μm以下の膠質炭酸カルシウムを含むpH6.8±0.2の懸濁液を得、この懸濁液に水酸化カルシウム又は水酸化ナトリウムを添加してpHを7.6±0.2に調整した後、45〜95°Cの温度に昇温して、懸濁液pHが所定のpHに上昇するまで撹拌、熟成を行なって、平均粒子径0.02μmを超え0.08μm未満の任意の粒径に整粒された立方形の膠質炭酸カルシウムを含む懸濁液を得る。
請求項(抜粋):
糖類及びアルコール類を添加した石灰乳懸濁液に炭酸ガスを導入することにより、平均粒子径が0.02μm以下の膠質炭酸カルシウムを含むpH6.8±0.2の懸濁液を得、この懸濁液に水酸化カルシウム又は水酸化ナトリウムを添加してpHを7.6±0.2に調整した後、45〜95°Cの温度に昇温して、懸濁液pHが所定のpHに上昇するまで撹拌、熟成を行なって、平均粒子径0.02μmを超え0.08μm未満の任意の粒子径に整粒された立方形の膠質炭酸カルシウムを含む懸濁液を得ることを特徴とする膠質炭酸カルシウムの製造法。

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