特許
J-GLOBAL ID:200903062513378638
成形性の優れた複合組織高強度薄鋼板
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-175273
公開番号(公開出願番号):特開平6-017203
出願日: 1992年07月02日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 高い疲労限度と高い繰返し降伏応力を有する成形性の優れた複合組織高強度薄鋼板を安定して提供する。【構成】 フェライトの硬さと面積率を規定し、硬質相であるマルテンサイト、ベイナイトおよび残留オーステナイトの面積率の和を規定し、マルテンサイトの最大長さをフェライト粒径比で規定、且つ粒界炭化物の最大長さを規定するフェライト・マルテンサイト複合組織鋼板および残留オーステナイトを含む複合組織鋼板。【効果】 素材の疲労特性として疲労限度および繰返し降伏応力に優れ、成形性も良いので自動車ホイールのように厳しい成形の場合もプレス可能。使用環境において長期の耐久寿命及び一時的な高負荷の繰返し荷重のかかる場合でも耐久寿命が良く、自動車の軽量化に寄与できる鋼板である。
請求項(抜粋):
重量%にて、Cを0.05〜0.15%、Siを1.2〜2.5%、Mnを1.5〜2.3%を含み且つ、稀土類元素を0.005〜0.15%及びCaを0.005〜0.1%よりなる群から選ばれ少なくとも1種の元素を含む鋼であって、その組織がビッカース硬度で200以上〜280以下の硬さを有するフェライトの面積率が60%以上〜85%以下であり、マルテンサイトおよびベイナイトの硬質相の和が15%以上〜40%以下であり、但しベイナイトの面積率は5%以下であり、マルテンサイトの最大長さはフェライト平均粒径の20%以上〜150%以下であって、且つ粒界炭化物の寸法が0.5μm以下である成形性の優れた複合組織高強度薄鋼板
IPC (2件):
引用特許:
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