特許
J-GLOBAL ID:200903062514076988

アクロレイン及びアクリル酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336298
公開番号(公開出願番号):特開平10-168003
出願日: 1996年12月03日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】プロピレンを気相接触酸化してアクロレイン及びアクリル酸を効率良く製造する方法を提供すること。【解決手段】触媒活性成分を不活性担体に担持(被覆)する際の触媒活性成分を含有する粉体の担持量及び/またはその触媒の焼成処理温度、焼成処理時間を制御して調製した活性の異なる複数種の担持触媒を使用することを特徴とするアクロレイン及びアクリル酸の製造方法。
請求項(抜粋):
固定床多管型反応器を用いてプロピレンを分子状酸素または分子状酸素含有ガスにより気相接触酸化してアクロレインおよびアクリル酸を製造する方法において、イ)一般式Moa Bib Nic Cod Fef Yg Zh Ox(式中、Mo、Bi、Ni、CoおよびFeはそれぞれモリブデン、ビスマス、ニッケル、コバルトおよび鉄を表し、Yは錫、亜鉛、タングステン、クロム、マンガン、マグネシウム、アンチモンおよびチタンから選ばれる少なくとも一種の元素、Zはカリウム、ルビジウム、タリウム、およびセシウムから選ばれる少なくとも一種の元素を意味するものであり、a、b、c、d、f、g、hおよびxはモリブデン、ビスマス、ニッケル、コバルト、鉄、Y、Zおよび酸素の原子数を表し、a=12、b=0.1〜7、c+d=0.5〜20、f=0.5〜8、g=0〜2、h=0〜1およびx=各元素の酸化状態によって決まる値である。)で表される組成の触媒活性成分を含有する粉末を担持した活性の異なる複数種の担持触媒を使用し、ロ)反応管の管軸方向に複数個分割して形成された触媒層を設け、ハ)上記複数種の担持触媒を、反応管管軸方向の原料ガス入口部から出口部に向かって、活性がより高くなるように配置することを特徴とするアクロレイン及びアクリル酸の製造方法。
IPC (6件):
C07C 27/14 ,  B01J 23/88 ,  C07C 45/35 ,  C07C 47/22 ,  C07C 57/05 ,  C07B 61/00 300
FI (6件):
C07C 27/14 A ,  B01J 23/88 X ,  C07C 45/35 ,  C07C 47/22 A ,  C07C 57/05 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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