特許
J-GLOBAL ID:200903062515218417

オレフィン系ブロック共重合体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-132088
公開番号(公開出願番号):特開平9-316145
出願日: 1996年05月27日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】耐熱性、耐衝撃性、加工性に優れ、ポリプロピレンに添加した場合、物性改良効果の高いオレフィン系ブロック共重合体と、製造方法の提供。【解決手段】ポリプロピレン成分とエチレン-α-オレフィン(C4〜18)ランダム共重合体成分とがそれぞれブロック共重合してなり、かつ下記(I) 〜(III) の特性を有するもの、およびその製造方法。(I) 極限粘度[η]が0.5〜5.0dl/gのポリプロピレン成分が5〜50wt%。(II)α-オレフィン含量が5〜40mol%であり、下記ρ値が0.5〜1.5の範囲であるエチレン-α-オレフィンランダム共重合体成分が50〜95wt%。ρ=2[E]・[A]/[EA]([E],[A]はエチレンα-オレフィンの含有モル分率、[EA]はエチレンとα-オレフィンのダイアッド連鎖のモル分率)(III) ブロック共重合体の極限粘度[η]が0.5〜5.0dl/g。
請求項(抜粋):
ポリプロピレン成分とエチレン-α-オレフィン(ただし、α-オレフィンの炭素数は4〜18である)ランダム共重合体成分とがそれぞれブロック共重合してなり、かつ下記(I) 〜(III) の特性を有するオレフィン系ブロック共重合体。(I) テトラリン中、135°Cで測定した極限粘度([η])が0.5〜5.0dl/gであるポリプロピレン成分が5〜50wt%。(II)ランダム共重合体成分中のα-オレフィン含量が5〜40mol%であり、ランダム共重合体成分において、下記一般式で表せられるρ値が0.5〜1.5の範囲であるエチレン-α-オレフィンランダム共重合体成分が50〜95wt%。一般式 ρ=2[E]・[A]/[EA](式中、[E]はエチレンの含有モル分率、[A]はα-オレフィンの含有モル分率、[EA]はエチレンとα-オレフィンのダイアッド連鎖のモル分率を示す。)(III) テトラリン中、135°Cで測定したオレフィン系ブロック共重合体の極限粘度([η])が0.5〜5.0dl/g。
IPC (2件):
C08F297/08 MRH ,  C08F 4/642 MFG
FI (2件):
C08F297/08 MRH ,  C08F 4/642 MFG
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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