特許
J-GLOBAL ID:200903062517726843

色覚に障害をもつ人々に対する知覚を改善するための色の変換を行なって色を表示する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-526036
公開番号(公開出願番号):特表2001-508889
出願日: 1998年11月09日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】本発明は、色の変換が行なわれコンピュータで生成されたカラー画像を表示する方法および装置に関する。色を変換した結果、正常な色覚をもった人々が、異常な色覚をもった人々の知覚に対応する方法で色を感知することができる。これを適切に使用すると、使用者自身の知覚、またはエキスパート・システムに基づき、正常な色覚をもつ使用者を含む目標の特定の使用者グループの能力に合致した予め設定された識別規準に従って識別できるように色を調節することができる。
請求項(抜粋):
ピクセルを有する画像平面を含む画像表示システム、使用者がデジタル色指定値および較正データをカラー記憶ユニットおよび記憶ユニットに入力するための該画像表示システムに連結されたデータ入力ユニット、および該データ入力ユニットに連結され使用者によって選ばれた色の異常性データおよび色処理用コマンドの関数としてデジタル色指定値を変換し処理する計算ユニットを使用して色を表示する方法において、 a.変換すべき色または色の組のデジタル色指定値、および該変換に必要な色異常性データおよびシステム・データを計算ユニットに供給し、 b.計算ユニットを用い正常の色覚をもつ観測者に対する生理的三原色信号を計算し、 c.色異常性データによって規定される異常な色覚をもった観測者に対する第2の組の生理的三原色信号を計算し、 d.異常な色覚をもった観測者に対しc)項で計算された色信号と同じ生理的原色信号を正常な色覚をもつ観測者に対して発生させる、色を発生させるための新しい三つのデジタル色指定値を計算し、 e.この新しいデジタル色指定値に対応するCIE色指定システムにおける三色型色覚成分X、YおよびZを計算し、 f.予め定められた色差方程式に従って計算を行ない、変換された色の組の内部において対になった色の違いの程度を評価し、 g.f)項で計算された色の差から予め定められた差の規準を充たさない色の差を選び、問題になった色を随時計算法の助けを借りて設定された差の基準を充たすように修正する工程から成ることを特徴とする方法。
IPC (5件):
G09G 5/02 ,  G06T 1/00 ,  H04N 1/46 ,  H04N 1/60 ,  H04N 9/74
FI (5件):
G09G 5/02 B ,  H04N 9/74 Z ,  G06F 15/66 310 ,  H04N 1/40 D ,  H04N 1/46 Z

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