特許
J-GLOBAL ID:200903062523566742
量子鍵を用いた利用者認識方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-087899
公開番号(公開出願番号):特開2003-283493
出願日: 2002年03月27日
公開日(公表日): 2003年10月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】通信上の問題が全くなく、偽造の可能性を殆どなくした認識カードによる利用者認識方法。【解決手段】登録機関と利用者との合意の下に暗証番号と個別番号の組合せからなる識別番号を決定し、登録機関が2状態粒子を量子ビットとして用いてこれらを直交状態の暗証番号と個別番号からなる量子ビット列である識別番号に変換し、登録機関が量子錠とこれに対応する量子鍵とを用意し、量子鍵を記憶したチップを認識カードとともに利用者に交付し、利用者が使用機関においてカード読取り器に上記量子鍵の記憶されたチップを挿入することにより、認識カードに掛けられた量子錠を解いて直交状態に戻し、これにより使用機関が該識別番号中の暗証番号を読み取り、使用機関が読み取った暗証番号を利用者の口頭/筆答申告した暗証番号と照合し、合致した場合には使用機関が利用者の認識が行われた事実を登録機関に通告し、登録機関が必要なる対応措置をとる。
請求項(抜粋):
登録機関と利用者との合意の下に暗証番号と個別番号の組合せからなる識別番号を決定するステップと、登録機関が2状態粒子の量子ビットを用意して、それらの直交状態列による暗証番号|Ω〉Aと個別番号|Ψ〉Sを用いた量子ビット列である識別番号|Ω〉A・|Ψ〉Sに変換するステップと、登録機関が識別番号を表わす量子ビット列をユニタリー変換する量子錠US×A(あるいはUA)を用意するステップと、登録機関が量子錠US×A(暗証番号のみに作用するものでも可能)により量子重ね合せ状態に変換を施した識別番号|Ψ(θ)〉S×Aを記憶するとともに、量子錠の中の情報である量子鍵(US×A-1)を記憶したチップを認識カードとともに利用者に交付するステップと、利用者が使用機関において付認証に際して、識別番号中の暗証番号を口頭/筆答申告するステップと、利用者が使用機関のカード読取り器に上記量子鍵が記憶されたチップを挿入することにより、認識カードに掛けられた量子錠を解くステップと、これにより使用機関が識別番号中の暗証番号を読み取るステップと、使用機関が読み取った暗証番号を利用者の口頭/筆答申告した暗証番号と照合するステップと、暗証番号が合致した場合に、使用機関が利用者の認識が行われた事実を登録機関に通告するステップと、登録機関が必要なる対応措置をとるステップとを含んでなる量子鍵を用いた利用者認識方法。
IPC (4件):
H04L 9/32
, G06F 15/00 330
, G09C 1/00 640
, H04L 9/12
FI (4件):
G06F 15/00 330 E
, G09C 1/00 640 E
, H04L 9/00 673 A
, H04L 9/00 631
Fターム (8件):
5B085AE03
, 5B085AE08
, 5J104AA05
, 5J104AA07
, 5J104EA01
, 5J104EA03
, 5J104NA05
, 5J104NA35
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