特許
J-GLOBAL ID:200903062525221238

原子炉燃料集合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-170944
公開番号(公開出願番号):特開平6-011588
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】狭・広2種類の燃料棒ピッチを設けた燃料集合体において、核分裂性核種濃度が小さく、あるいは可燃性毒物を混入した燃料ペレットを介在領域として所定位置に設けて、冷却材流量分布の偏りによって生じる熱的限界出力の低下を防止し、熱的余裕の大きな燃料集合体を提供する。【構成】燃料棒4を少数本束ねた小単位17を、隣接した小単位17の燃料棒4との中心間の距離が小単位内の燃料棒間の距離より大きくなるように複数組配置すると共に、間隔保持の燃料スペーサ8を軸方向に複数配設した燃料集合体において、燃料スペーサ8の端部から冷却水上流方向に位置する燃料ペレットの出力を低減させた介在領域32を配設したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
核分裂性核種を含有する多数の燃料ペレットを被覆管内に充填した複数の燃料棒を配設し、前記燃料棒の中心間の距離を一定にして少数本束ねて小単位を構成し、この小単位をそれぞれ別の小単位に属する隣接した燃料棒の中心間の距離が当該小単位内の隣接した燃料棒の中心間距離より大きくなるように複数組配置し、これら燃料棒群を燃料棒相互の間隔を保持する複数の燃料スペーサを燃料棒の軸方向に間隔を置いて配設し、上端を上部タイプレート,下端を下部タイプレートで支持した燃料集合体において、燃料スペーサの端部から冷却水の上流方向に位置する燃料ペレットの出力を低減させた介在領域を配設したことを特徴とする原子炉燃料集合体。

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