特許
J-GLOBAL ID:200903062525802338

きき幅調整可能な耐震、耐風雨瓦

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹中 一宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-190159
公開番号(公開出願番号):特開2001-020462
出願日: 1999年07月05日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】【課題】従来は、瓦のきき幅の調整で、葺き合せ寸法と地割寸法を合せること、尻・頭切込み部の突合せの確保し、雨仕舞の向上を図る構成と、尻・頭切込み部及びその近傍に設けたいわゆる二重の重ね合せ構造で、瓦相互間のス ゙レ防止と、耐風、耐震性の向上を図る構成は、個々に捉えられている。きき幅調整と、耐風、耐震効果とによる相乗効果を期待できない。【解決手段】本発明は、瓦1の尻切込み部111の尻潜り片2、及び切欠き部3、並びに尻覆い片4と、瓦の頭切込み部112の頭潜り片5、及び頭覆い片6で構成し、尻潜り片への他の瓦の頭覆い片の重ね合せと、尻覆い片への頭潜り片の挿入による葺設時に、頭潜り片と尻覆い片、及び頭覆い片と尻潜り片の相互重ね合せ代の調整と、切欠き部が頭切込み部角を隠蔽する機能で、尻切込み部と頭切込み部との係合関係を調整可能とした構成である。構造簡単にして確実にきき幅調整と、耐震、耐風雨の相乗効果が発揮できる。
請求項(抜粋):
瓦の尻切込み部に設けた尻潜り片と、この尻切込み部肩の棧側端に設けた切欠き部と、この切欠き部に設けた肉薄の尻覆い片と、前記瓦の頭切込み部に設けた頭潜り片と、この頭切込み部に連なる差込み側に設けた肉薄の頭覆い片で構成されており、この瓦の尻潜り片への同構成の他の瓦の頭覆い片の重ね合せと、この瓦の尻覆い片への前記他の瓦の頭潜り片の挿入による葺合わせ時に、前記頭潜り片と前記尻覆い片との重なり代調整と、前記頭覆い片と前記尻潜り片との重なり代調整とにより、当該瓦の尻切込み部と他の瓦の頭切込み部との係合幅を調整可能としたきき幅調整可能な耐震、耐風雨瓦。
FI (2件):
E04D 1/04 Q ,  E04D 1/04 M

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