特許
J-GLOBAL ID:200903062550907020

可撓軸継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 定次 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-209986
公開番号(公開出願番号):特開平10-047365
出願日: 1996年08月08日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 偏芯、偏角、伸縮の吸収のみならず、回転方向のガタ付きや回転ムラの少ない高い伝達回転精度が得られ、しかも高負荷トルクの伝達が可能な、部品点数の少ないコンパクトで安価な可撓軸継手の提供を課題とする。【解決手段】 ばね鋼製の継手主体1 の両端部に、クランプ用ロックボルト5 を装着した軸連結手段6 を設け、該連結手段6相互の間に、軸相互間の狂い補正部7 を形成し、その狂い補正部7 は、継手主体1 の径方向であって軸中心線c を横切り、d<SB>1</SB>/2+d<SB>2</SB>/2+α(αは0≦α<d<SB>1</SB>/4-d<SB>2</SB>/4の程度)の深さh として、中空肉厚部分に伝達用肉部8 を残存するように、幅b で溝底9 を断面略U字形に形成した等間隔の八本の変形用割溝10を、前記伝達用肉部8 が軸中心線c に沿い且つ90度づつ異なった位置に形成され、各伝達用肉部8 を結ぶ線が螺旋形を描くように形成した構成。
請求項(抜粋):
両端に軸固定手段を具備する金属又は非金属材料からなる断面円形の継手主体(1) の前記軸固定手段間に、継手主体(1) の径方向であって軸中心線(c) を横切る深さとして伝達用肉部(8) を残存するように形成した等間隔の四本以上の変形用割溝(10)を、前記伝達用肉部(8) が軸中心線(c) に沿い且つ該軸中心線(c) 方向から見て変形用割溝(10)の本数に応じた90度以下の等角度間隔位置となるように形成したことを特徴とする可撓軸継手。

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