特許
J-GLOBAL ID:200903062554628029

偏光ビームスプリッタ及び偏光変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-349973
公開番号(公開出願番号):特開平11-167026
出願日: 1997年12月04日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 偏光変換装置自体に赤外光波長帯域の除去機能を具有させ、液晶画像表示装置等においてその光学系の簡素化と小型化を実現する。【解決手段】 偏光分離膜23に誘電体多層膜を適用した偏光ビームスプリッタと、前記偏光分離膜と平行に配置された反射ミラー24と、1/2波長板5とからなる偏光変換装置において、その偏光分離膜23を、赤外光波長帯域の下限波長より短い波長帯域の一方の偏光成分のみを反射し、他の光を透過させる波長選択性を有するものとし、反射ミラー24をコールドミラーとする。不定偏光から可視光波長帯域(赤外光波長帯域を含まない)のS偏光成分のみを得ることが可能になり、液晶画像表示装置等において独立した赤外光カットフィルタやコールドミラーを設ける必要がなくなる。
請求項(抜粋):
高屈折率の透明媒体の間に屈折率が異なる2種類の誘電体膜を交互に複数積層した偏光分離膜を挾装した偏光ビームスプリッタにおいて、前記偏光分離膜が、屈折率の異なる2種類の誘電体膜の光学的膜厚nd(n:誘電体膜の屈折率、d:誘電体膜の物理的膜厚)を一定にして多数層積層させた積層群を、各群毎に光学的膜厚ndを異ならせた第1、第2及び第3の積層群を積層させたものであって、前記第1の積層群の光学的膜厚ndを219nm≦nd≦235nmに設定したことを特徴とする偏光ビームスプリッタ。
IPC (3件):
G02B 5/30 ,  G02B 27/28 ,  G02F 1/1335 510
FI (3件):
G02B 5/30 ,  G02B 27/28 Z ,  G02F 1/1335 510

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