特許
J-GLOBAL ID:200903062574635307

測位システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-285147
公開番号(公開出願番号):特開平8-146112
出願日: 1994年11月18日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】相対測位を用いることにより、観測地点の位置を高精度でリアルタイムに求めることができる測位システムを提供する。【構成】GPS受信機を複数の観測局2および1または複数の基準局3に設置する。観測局2は例えば、崖崩れなどの危険性がある場所などに設置される。基準局3は移動の可能性の少ない場所に設置される。各局は複数のGPS衛星1の信号電波(L1,L2両波またはL1波のみ)を受信し、一定時間毎にその信号搬送波の波数を位相角の積算値として出力する。この積算値データは通信ケーブル4,中継機5および通信制御装置6を介してセンタ8に集約される。センタ8では、これらのデータに基づいて一定時間毎に各観測局2と基準局3との基線ベクトルを算出する。したがって、この基線ベクトルはほぼリアルタイムに算出が可能であり、3以上の地点のデータによる網平均手法を用いた相対測位であるため、数センチメートルの精度で観測局2の移動を検出することができる。
請求項(抜粋):
複数の地点に設けられた観測装置と、各観測装置とオンラインで結ばれたセンタとからなる測位システムであって、前記観測装置は、複数のGPS衛星が送信する信号電波を受信して、その信号または搬送波の位相の積算値をカウントする手段と、カウントした位相の積算値を一定時間毎に出力する手段とを備え、前記センタは、各観測装置から受信した位相の積算値に基づいて上記複数の地点間の基線ベクトルを算出するベクトル算出手段を備えたことを特徴とする測位システム。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 土地変動観測システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-310159   出願人:古野電気株式会社
  • 特開平3-068884

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