特許

J-GLOBAL ID：200903062576420936

導電性金属複合焼結体

発明者： 石原 茂久 ,  山根 健司 ,  古塚 毅士
出願人/特許権者： 新明和工業株式会社
代理人 (1件)： 前田 弘 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-207723
公開番号（公開出願番号）：特開2000-038588
出願日： 1998年07月23日
公開日（公表日）： 2000年02月08日
要約：

【要約】【課題】 焼成炭化物に対し金属をその焼成炭化物の微細構造内にまで入り込んだ状態で均一に分散させた状態での出発材料とすることにより、導電性能のさらなる向上を図る。【解決手段】 杉材を300°C〜800°Cで焼成した焼成炭化物の木炭粉末を硝酸銅溶液,硝酸ニッケル溶液等の金属塩溶液、あるいは、Ti(OC3H7)4,Fe(C5H7O2)3等の金属アルコキシド溶液中に浸漬し、さらに、恒温乾燥機により乾燥させて原料粉末とする。原料粉末を型内に充填し減圧状態下で加圧しつつ粉末粒子間に放電させて焼結することにより導電性金属複合焼結体を得る。これにより、木炭粉末の黒鉛化結晶構造の微細構造内に金属微結晶粒が均一に分散した状態で均質かつ緻密な金属複合焼結体となる。

請求項（抜粋）：

バイオマスを含む物質を焼成して得られた焼成炭化物の粉末を金属塩溶液中もしくは金属アルコキシド溶液中のいずれかに浸漬させた後に乾燥させたものを原料とし、この原料を型内に充填した状態で加圧しつつ粉末粒子間に放電させて焼結することにより得られてなることを特徴とする導電性金属複合焼結体。

IPC (3件)：

C10B 53/02 ,  C04B 35/622 ,  C04B 35/64

FI (3件)：

C10B 53/02 ,  C04B 35/00 E ,  C04B 35/64 E

Fターム (14件)：

4G030AA16 ,  4G030AA27 ,  4G030AA29 ,  4G030AA30 ,  4G030AA31 ,  4G030AA60 ,  4G030BA02 ,  4G030BA34 ,  4G030GA07 ,  4G030GA24 ,  4G030GA27 ,  4H012JA00 ,  4H012JA01 ,  4H012JA02

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 炭素質微粒子およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-089544   出願人：三菱化成株式会社
• 金属炭素複合材及び金属炭素複合球の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-244465   出願人：田中貴金属工業株式会社
• 特開平3-261660
  
• 特開平3-261660