特許
J-GLOBAL ID:200903062583672118

大型磁気デイスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-304611
公開番号(公開出願番号):特開平5-143459
出願日: 1991年11月20日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 ディスクキャッシュメモリのLRU属性のレコードに対するハッシュエントリエリア検索時、及び常駐指定のレコードに対するハッシュエントリエリア検索において、ハッシュエントリ内の異なるアクセス属性のエントリへのメモリアクセスを最小にする大型磁気ディスク装置を提供することである。【構成】 ホストシステム10からのディスクキャッシュメモリ24に対する常駐指定の命令により、ディスクキャッシュメモリ24内の常駐ビットを1にセットする機能と、常駐に対するハッシュエントリの作成時にすでに登録アドレスが他のレコードキーによって使用されていた場合、この登録アドレスとこの登録アドレスの後方リンクの間になるようにエントリを作成し、LRU属性の場合には、この登録アドレスとこの登録アドレスの前方リンクの間になるようにエントリを作成する機能と、レコードアクセス時にディスクキャッシュメモリ24内の常駐ビットを確認し、LRU属性なら前方リンクで検索を行い、常駐属性なら後方リンクで検索を行う機能を設ける大型磁気ディスク装置。
請求項(抜粋):
ホストシステムとのインタフェースである上位装置接続部と、 媒体をREAD/WRITE処理するための磁気ディスクドライブと、該磁気ディスクドライブを制御するためのドライブ制御装置と、媒体データを格納して前記磁気ディスクドライブにアクセスすることなく高速に媒体データを読み出すディスクキャッシュメモリと、前記上位装置接続部と前記ドライブ制御装置との間に位置するメイン制御部とを有する大型磁気ディスク装置において、前記メイン制御部は、前記ディスクキャッシュメモリ上に前記磁気ディスクドライブの全トラックに対して常駐ビットを1ビット設け、常駐の指定のあったトラックを常駐に登録し、ハッシュテーブル上に常駐に指定されたエントリを作成する際にハッシュ関数で得られたエントリに、すでに他のレコードキーから出力されたエントリが登録されていた場合に、ハッシング関数が出力したエントリとのこのエントリの後方リンクの指すエントリの間になるようにリンク関係を作成しエントリの登録を行い、ヒット/ミス判定時にあらかじめ、レコードキーに対するキャッシュメモリ上の常駐ビットを確認することでアクセストラックの属性を調べ、LRU属性の場合、ハッシュ関数で得られたエントリから順に前方リンクをたどって検索を行い、常駐属性の場合、ハッシュ関数で得られたエントリから順に後方リンクをたどって検索を行えることを特徴とする大型磁気ディスク装置。
IPC (5件):
G06F 12/08 320 ,  G06F 3/06 302 ,  G06F 12/08 ,  G11B 20/10 ,  G11B 27/10

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