特許
J-GLOBAL ID:200903062586947258

合成フィルタを同調する方法及び構成体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-515709
公開番号(公開出願番号):特表平8-505494
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】本発明は、合成フィルタを同調する方法及び構成体に係る。同調は、2つの個別の同調モード、即ち順方向電力(IFF)に対する測定枝路(233B,232B)と、反射電力(IFR)に対する粗測定枝路(235,236,237)とを用いることにより、合成器が使用に供されるときに適用される粗調整と;順方向電力(IFF)に対する測定枝路と、反射電力(IFR)に対する微測定枝路(233A,232A)とを用いることにより、連続動作に適用される微調整とを含む。この2段階の調整は、同調中のフィルタの相互干渉を減少する。合成フィルタの正しい同調周波数は、調整プロセス中に得た逆転ポイントの平均ポイントとして得られ、フィルタ(109)はこの平均位置へ駆動される。このいわゆる位置平均同調は、2つの効果を奏する。即ち、電力測定ラインに存在するノイズの影響が減少され、そして低い電力レベル及び良好な合成フィルタ設定で検出器の後に配置されたA/Dコンバータのダイナミックレンジの終了により生じる同調エラーが減少される。電力測定は、混合(210,220)により周波数選択的に行われる。
請求項(抜粋):
a)合成フィルタの中心周波数を設定し、 b)合成フィルタにRF信号を付与し、 c)合成フィルタから反射されたRF電力を測定し、そして d)その測定された電力値を記憶するという段階を備えた合成フィルタの同調方法において、 合成フィルタの中心周波数の上記設定は所望の無線チャンネルから適当な間隔で中心周波数を設定することを含み、そして上記方法は、更に、 e)反射される電力が上記記憶された電力値の所定部分へと減少するまで合成フィルタの中心周波数を所望のチャンネルレンジに向かってステップさせ、 f)反射される電力の最小値に到達しそしてその最小値を数ステップ通過するまで、合成フィルタの中心周波数をステップさせ、そして各ステップごとに反射された電力を測定してそれを最小値として記憶し、 h)合成フィルタの中心周波数のステップの方向を逆転しそして逆転ポイントの位置を記憶し、 k)上記段階f)及びh)を所望の回数だけ繰り返し、そして m)逆転ポイントの位置を平均化することにより合成フィルタの最終同調位置を決定する、という段階を備えたことを特徴とする方法。
IPC (2件):
H03H 7/46 ,  H01P 1/213

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