特許
J-GLOBAL ID:200903062590180433

車速検出手段の異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-253043
公開番号(公開出願番号):特開平6-101561
出願日: 1992年09月22日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】車速検出手段の異常を検出するまでの時間の短縮化を図る。【構成】エンジン1にはその駆動力をドライブシャフトに伝達する自動変速機7が駆動連結されている。車両のECU30には吸気圧センサ23、水温センサ25、回転数センサ26、車速センサ28、ニュートラルスイッチ29等を接続させる。そして、シフト位置が非ニュートラル状態にあることが検出されてから所定時間経過し、かつ、エンジン回転数が基準回転数以上である場合に、車速が「0」の場合には、車速センサ28に異常が発生したものとする。また、所定時間経過していない場合でも、冷却水温がエンジン1の暖機完了状態を示す値であり、エンジン回転数及び吸気圧が自動変速機7の動力伝達可能状態にあることを示す値である状態が短時間経過したときには、所定時間経過したものとみなす。そのため、車速センサ28に異常が発生した場合には直ちに検出される。
請求項(抜粋):
内燃機関に連結された自動変速機を備えてなる車両に設けられ、その車両の速度を検出する車速検出手段と、前記自動変速機のシフト位置が非ニュートラル状態にあるか否かを検出するシフト位置検出手段と、前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、前記シフト位置検出手段により前記シフト位置が非ニュートラル状態にあることが検出されてから、その状態の継続時間を計測する計時手段と、前記計時手段の検出結果が前記自動変速機の動力伝達可能な時間に相当する予め定められた所定時間以上であり、かつ、前記回転数検出手段の検出結果が前記車両の走行可能な回転数に相当する予め定められた所定値以上であり、かつ、前記車速検出手段の検出結果が予め定められた所定値以下である場合に、前記車速検出手段が異常であると判断する異常判断手段とを備えた車速検出手段の異常検出装置において、前記内燃機関の温度状態を検出する温度状態検出手段と、前記内燃機関の負荷状態を検出する負荷状態検出手段と、前記温度状態検出手段の検出結果が前記内燃機関の暖機完了状態に相当し、前記回転数検出手段の検出結果及び前記負荷状態検出手段の検出結果が前記車両の走行状態に相当すると判断したときに、前記計時手段の計測結果が予め定められた所定時間以上であるものとみなすみなし手段とを設けたことを特徴とする車速検出手段の異常検出装置。

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