特許
J-GLOBAL ID:200903062595409943

パチンコ機における賞球払出し制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285821
公開番号(公開出願番号):特開平6-312055
出願日: 1990年01月16日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 賞球払出し部への賞球供給状態の変化に合わせて、賞球払出し作動モードの適正化を図る。【構成】 セット板2に軸支されたスプロケット10に形成した球受け部10aの一部は、開口5aを介して球供給路5内へ突出する。スプロケット10は、ソレノイド11の励磁・消磁により、回転自在な状態と回転不能な状態とにされる。球供給路5に、球受け部10aで落下を阻止される賞球Bを検出する上センサ14と、スプロケット10の回転に伴って落下する賞球Bをカウント検出する下センサ15とが配設される。上センサ4からの球有り信号が、設定検出時間内に入力しているもとでは、ソレノイド11を高速用モード条件で励磁・消磁制御して払出し作動を行ない、設定検出時間よりも大きい時間差で入力した場合には、ソレノイド11を低速用モード条件で励磁・消磁制御して払出し作動を行なう。
請求項(抜粋):
パチンコ遊技場の補給設備から補給される賞球を賞球貯留供給経路(3,4,5)内に受入れて球切り作動部(9)側に供給しているもとで、遊技盤(1a)の各入賞口(19a,19b)に入ったセーフ球の1球分ずつに対する所定数の賞球を球切り作動部(9)の1回単位毎の作動により払出すパチンコ機にあって、前記賞球貯留供給経路(3,4,5)から供給される賞球を受入れて排出し得るピッチ回転可能なスプロケット状の球切り部材(10)と、励磁・消磁制御に基いて球切り部材(10)をピッチ毎に回転規制するためのソレノイド(11)と、球切り部材(10)に供給される賞球を設定検出時間(t)を基準にして検出し得る入球検出手段(14)と、球切り部材(10)のピッチ回転毎に排出される賞球をカウント検出し得る出球検出手段(15)と、入球検出手段(14)からの球有り信号に基く検出時間情報処理によりソレノイド(11)の作動制御速度条件を変更可能に設定されると共に出球検出手段(15)からの球有り信号に基くカウント検出情報処理によりソレノイド(11)の作動制御を終了停止させるように設定された電子的な払出し制御手段(25)とを備え、前記球切り部材(10)への賞球供給状況にあって、前記払出し制御手段(25)は、前記入球検出手段(14)からの球有り信号を、設定検出時間(t)以内で入力しているもとでは、前記ソレノイド(11)を高速用モード条件で励磁・消磁制御させ、一方設定検出時間(t)より大きい時間差で入力した場合には、賞球の供給遅れとの判断処理に基いてソレノイド(11)を低速用モード条件で励磁・消磁制御させるように設定すると共に、この低速用モード条件による設定回数の賞球払出し作動の終了後に、ソレノイド(11)を再び元の高速用モード条件で作動制御させるように設定したことを特徴とするパチンコ機における賞球払出し制御装置。

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