特許

J-GLOBAL ID：200903062598387614

変速比無限大無段変速機の変速制御装置

発明者： 酒井 弘正
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 後藤 政喜 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-349958
公開番号（公開出願番号）：特開2000-170902
出願日： 1998年12月09日
公開日（公表日）： 2000年06月23日
要約：

【要約】【課題】 差圧制御によって変速制御を行う場合に、無段変速機の変速比が過大になって機構的に設定可能な変速比を超えるのを防止する。【解決手段】 トロイダル型の無段変速機を用いた変速比無限大変速機において、トラニオンを介してパワーローラを駆動する油圧シリンダ30と、車両の運転状態に応じて油室30A、30Bの油圧を制御する+トルクコントロールバルブ40と-トルクコントロールバルブ45と油圧シリンダ30の間には油室30A、30Bへ供給する圧油の方向を切り換える傾転リミットコントロールバルブ46と、パワーローラ20の傾転角が所定の範囲を超えたときに、傾転方向が逆方向となるように傾転リミットコントロールバルブ46を駆動するプリセスカム35及びフィードバックリンク38が配設される。

請求項（抜粋）：

入出力ディスクに挟持されたパワーローラを傾転させることで変速比を連続的に変更するトロイダル型無段変速機と一定変速機とをユニット入力軸にそれぞれ連結するとともに、無段変速機と一定変速機の出力軸を遊星歯車機構、動力循環モードクラッチ及び直結モードクラッチを介してユニット出力軸に連結した変速比無限大無段変速機と、パワーローラを支持する部材に連結されたピストンによって画成される第1の油室と第2の油室とを備えた油圧シリンダと、この第1の油室と第2の油室の油圧を車両の運転状態に応じて制御する変速制御手段とを備えた変速比無限大無段変速機の変速制御装置において、前記変速制御手段は、前記運転状態に応じて第1及び第2の油室の差圧を制御する差圧制御手段と、前記油圧シリンダと差圧制御手段との間に介装されて第1及び第2の油室へ供給する圧油の方向を切り換える切換弁と、前記パワーローラの傾転角が所定の範囲を超えたときに、パワーローラの傾転方向が逆方向となるように前記切換弁を駆動する傾転角規制手段とを備えたことを特徴とする変速比無限大無段変速機の変速制御装置。

IPC (3件)：

F16H 61/12 ,  F16H 15/38 ,  F16H 59:70

FI (2件)：

F16H 61/12 ,  F16H 15/38

Fターム (19件)：

3J051AA03 ,  3J051BA03 ,  3J051BB02 ,  3J051BD02 ,  3J051BE09 ,  3J051CA05 ,  3J051CB04 ,  3J051DA02 ,  3J051DA05 ,  3J051FA01 ,  3J052AA20 ,  3J052CA21 ,  3J052FB09 ,  3J052FB27 ,  3J052FB41 ,  3J052GC72 ,  3J052HA13 ,  3J052KA01 ,  3J052LA01