特許
J-GLOBAL ID:200903062599489690

被冷却水の冷却方法及び冷水塔

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-349672
公開番号(公開出願番号):特開平7-198291
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 充填材ユニット内における外気による被冷却水の直接冷却と乾式加熱とを、支障なく容易に切替えて白煙の発生を防止する。【構成】 白煙の発生の恐れが無い通常時は、上部液取入口21を上部水槽5内の被冷却水7の液面より下側に下降することにより、充填材ユニット16の総ての流通間隔18に散水を行って外気による被冷却水7の直接冷却を行う。また白煙の発生時には、上部液取入口21を上部水槽5内の被冷却水7の液面より上側に上昇することにより、一部の流通間隔18への被冷却水7の散水を停止し、散水がなされている流通間隔18での外気による被冷却水7の直接冷却と、散水されていない流通間隔18での外気による乾式加熱とを同時に行って、直接冷却による湿り空気に乾式加熱によって生じる乾き空気を混合させることにより、白煙の発生を防止する。
請求項(抜粋):
熱交換面材を相互間に流通間隔を形成するよう多数並列に起立させて備えた充填材ユニットに上部水槽底部の散水口から被冷却水を散水し、同時に前記充填材ユニットの流通間隔に外気を吸引して横方向に流通させて、前記熱交換面材に沿って流下する被冷却水を外気により直交流式で冷却する方法であって、前記充填材ユニットの流通間隔の一部に、上部水槽底部の散水口より高い位置に開口した昇降自在な上部液取入口から被冷却水を区画して供給できるようにし、白煙が発生しない通常時は、前記上部液取入口を上部水槽内の被冷却水の液面より下側に下降することにより、総ての熱交換面材に散水を行って総ての流通間隔にて外気による被冷却水の直接冷却を行い、白煙発生時には、前記上部液取入口を上部水槽内の被冷却水の液面より上側に上昇することにより、上部液取入口に連通している流通間隔への被冷却水の散水を停止し、被冷却水が散水されている流通間隔での外気による被冷却水の直接冷却と、被冷却水が散水されていない流通間隔を流通する外気の乾式加熱とを同時に行い、直接冷却による湿り空気と乾式加熱による乾き空気とを混合することを特徴とする被冷却水の冷却方法。
IPC (2件):
F28F 27/00 501 ,  F28C 1/16

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