特許
J-GLOBAL ID:200903062609292610

内接噛合遊星歯車構造の変速システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-084706
公開番号(公開出願番号):特開平11-280854
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 被駆動部(第2の相手部材)と減速部Rの軸方向長の合計を短縮させると共に、被駆動部の設計自由度を向上させる。【解決手段】 減速部R内に内ピン(あるいはキャリアピン)の機能を兼用した出力ボルト332(あるいはキャリアボルト316)を駆動部(第1の相手部材)Mの存在する側から外歯歯車305を貫通して、被駆動部(第2の相手部材)Sの回転部材S1 に形成したタップ穴338に螺合させるようにする。
請求項(抜粋):
第1の相手部材の回転部材と連結される高速軸と、高速軸に設けた偏心体を介してこの高速軸に対して偏心回転可能な状態で取り付けられた外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記外歯歯車に、該外歯歯車の自転成分のみを伝達する手段を介して連結されると共に、前記第1の相手部材に対し外歯歯車を挟んで反対側に配置される第2の相手部材の回転部材と連結される低速軸と、を備え、且つ、前記自転成分のみを伝達する手段として、外歯歯車に形成した内ピン孔に前記低速軸と連結された内ピンが遊嵌する構成を採用した内接噛合遊星歯車構造の変速システムにおいて、前記第2の相手部材と前記低速軸との連結構造として、互いに平面に形成した連結面同士を密着する構造を採用すると共に、第2の相手部材側の前記連結面にタップ穴を形成し、前記内ピンの機能を兼用可能なボルトを、前記第1の相手部材の存在する側から前記内ピン孔を貫通して前記タップ穴に螺合させることにより、低速軸と第2の相手部材との連結を行うことを特徴とする内接噛合遊星歯車構造の変速システム。

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