特許
J-GLOBAL ID:200903062609821699

プラットホームの安全監視システムおよびこれを用いた安全監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-262312
公開番号(公開出願番号):特開平8-119111
出願日: 1994年10月26日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】駅員の負担を軽くした上で、安全性を向上し、また、コストを低減することができるようにしたプラットホームの安全監視システムおよびこれを用いた安全監視方法を提供すること。【構成】 車両の進入時または発進時に車両に過度に近接する危険区域に進入した乗客または支障物等の障害物を感知して、危険な状態にあるとその旨の情報を出力して警告するとともに、場合により車両の停止を促すようにしたプラットホーム10の安全監視システムおよびこれを用いた安全監視方法。
請求項(抜粋):
車両の進入時または発進時に車両に過度に近接する危険区域に進入した乗客または支障物等の障害物を感知して、危険な状態にあるとその旨の情報を出力して警告するとともに、場合により車両の停止を促すようにしたプラットホームの安全監視システムであって、電車がホームトラックへ進入した場合にはホームトラック進入信号を生成し、電車がホームトラックを過ぎた場合にホームトラック抜け信号を生成するホームトラック回路と、プラットホーム上に所定数設置され、前記ホームトラック進入信号を受けた場合に電車感知可能状態となるとともに、当該電車感知可能状態で電車を感知した場合に電車感知信号を生成し電車を感知していない場合に電車不感知信号を生成する電車センサと、電車への乗降に対応してプラットホーム上の乗降ドアの前に所定数設置され、前記ホームトラック進入信号を受けた場合に障害物感知可能状態となり、当該障害物感知可能状態で車両に過度に近接する前記危険区域に進入した前記障害物を感知した場合にまたは電車の乗降ドアが閉じて電車が発進するまでの間に車両に過度に近接する前記危険区域に進入した前記障害物を感知した場合に障害物感知信号を生成し、電車が発進してからプラットホームを通過するまでの間に電車に過度に近接する前記危険区域に進入した前記障害物を感知した場合に障害物感知信号を生成する乗客センサと、電車に搭載されたトランスポンダ車上子と、プラットホーム内の所定の停止位置に設けられ、電車の当該停止位置への停止時から発進時までの間に前記トランスポンダ車上子と結合して通信を行うトランスポンダと、前記電車感知信号および前記障害物感知信号を受けた場合に進入時警戒放送を行い、電車の乗降ドアが閉じて電車が発進したと判定する直前までに前記障害物感知信号を受けた場合に電車の前記発進行為を拘束するためのノッチイン拘束信号を生成するとともに電車の当該発進行為を拘束し、電車が発進したと判定してからプラットホームを通過するまでの間に前記障害物感知信号を受けた場合に電車の運転員に当該電車の緊急停止警報を知らせるための支障灯駆動信号を生成し、電車が動きだし前記トランスポンダと前記トランスポンダ車上子との通信の結合が外れる直前までに前記障害物感知信号を受けなかった場合にまたは進行方向に向かって後方側に設けられた前記電車センサが前記電車感知信号を生成した後前記電車不感知信号を生成した場合に障害物を介在させることなく電車が発進したと判定して電車の前記発進行為を促し、前記ホームトラック進入信号または前記ホームトラック抜け信号に応じて前記電車センサおよび前記乗客センサを感知可能状態または感知不可能状態にするセンサの作動制御を行うとともに前記電車センサおよび前記乗客センサの故障診断を行う安全監視制御手段と、前記支障灯駆動信号を受けた場合に、点灯することによって前記電車の緊急停止警報を発する表示器である支障灯と、を備えて成ることを特徴とするプラットホームの安全監視システム。
IPC (5件):
B61L 23/00 ,  B61B 1/02 ,  B61L 5/18 ,  B61L 23/20 ,  G01V 8/20

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