特許
J-GLOBAL ID:200903062621354400

可変容量オイルポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-162404
公開番号(公開出願番号):特開平9-014155
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 作動空間内の作動油の油圧の変動をなくし、油圧の変動のために生ずる脈動により、運転者に与える不快感を防止し得る可変容量オイルポンプを提供すること。【構成】 吐出する作動油の吐出量を可変制御可能な可変容量オイルポンプにおいて、作動油の作動空間19を、吸込ポート24から作動油が吸い込まれる吸込部191、吸込部191から吸い込まれた作動油を吐出ポート25まで運搬し、予圧縮する区間である締切部192、吐出ポート25から作動油が吐出される吐出部193、吐出部193と吸込部191を連結する閉込部194の4部分で構成し、締切部192及び閉込部194の空間はロータ17の回転中心を中心とした同心円で囲まれた空間であることを特徴とする、可変容量オイルポンプとしたこと。
請求項(抜粋):
ボディーと、前記ボディー内に配設され回転自在に支持された真円状のロータと、前記ロータの周りに配設され前記ロータに対して偏心可能なカムリングと、前記ボディーに形成され作動油を前記カムリングと前記ロータとで囲まれた作動空間内に吸い込む吸込ポートと、前記ボディーに形成され前記作動空間内の作動油を外部に吐出する吐出ポートと、前記ロータの半径方向に配され一端が前記ロータに連結され他端が常に前記カムリングの内周と接触している複数のベーンとからなり、前記吸込ポートから吸い込まれ隣接する前記ベーン間の空間に充満される作動油を前記ロータの回転により運搬して前記吐出ポートに送り込み作動油を吐出し、前記ロータに対する前記カムリングの偏心量が大きくなるにつれて作動油の吐出量が増加する可変容量オイルポンプにおいて、前記作動空間は、前記吸込ポートから作動油が吸い込まれる吸込部、前記吸込部から吸い込まれた作動油を吐出ポートまで運搬する区間である締切部、前記吐出ポートから作動油が吐出される吐出部、前記吐出部と前記吸込部とを連通する閉込部、からなり、前記締切部及び前記閉込部の空間は前記ロータの回転中心を中心とした同心円で囲まれた空間であることを特徴とする、可変容量オイルポンプ。

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