特許
J-GLOBAL ID:200903062623822967

給水鉄濃度の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-018899
公開番号(公開出願番号):特開平5-215892
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】鉄分をプラント外から加えることなく、迅速かつ正確に給水鉄濃度を制御でき、原子力発電プラントの放射能を低下させて作業被曝線量の低減を図る。【構成】復水浄化系7の下流側に酸素を注入する酸素注入装置11が設けられており、酸素注入装置11には流量調整弁12が接続されている。復水浄化系7の下流側給水配管10から分岐して給水サンプリングライン13が接続され、原子炉1から分岐されて炉水サンプリングライン14が接続されている。給水および炉水サンプリングライン13,14から採取された給水および炉水は分析装置15,16で分析される。その分析装置15,16の出力信号は制御系17に入力され、制御系17からの出力信号は信号ライン18を通って酸素注入装置11に入力し、流量調整弁12により適当量の酸素を復水浄化系7の下流側から注入する。
請求項(抜粋):
原子炉から主蒸気管を通して蒸気が供給されるタービンと、このタービンの下流に設けられた復水器と、この復水器の下流に設けられた復水浄化系と、この復水浄化系の下流に設けられた給水加熱器と、この給水加熱器と前記復水器との間に設けられた酸素注入装置と、前記給水加熱器と前記原子炉を結ぶ給水管と、この給水管から分岐した給水サンプリングラインと、前記原子炉から分岐された炉水サンプリングラインと、この炉水サンプリングラインおよび前記給水サンプリングラインからの炉水および給水中の不純物量に対応して前記酸素注入装置からの注入酸素量を調整する流量調整弁とを具備したことを特徴とする給水鉄濃度の制御装置。

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