特許
J-GLOBAL ID:200903062623978827

反射型液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-134877
公開番号(公開出願番号):特開平11-326895
出願日: 1998年05月18日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 白表示が明るく、高いコントラストが得られ、画像ぼけが抑制され、対称な視角特性を有する反射型液晶表示素子を提供する。【解決手段】 反射型液晶表示素子の上側透明基板14側に、偏光フィルム11、複屈折フィルム層12とともに前方散乱フィルム層10を配置する。この散乱フィルム層10を、フィルムへの入射光方向とフィルム法線とが為す角度θ(0°≦θ≦90°)およびこの入射光方向のフィルム面内への射影成分とフィルム面内基準方位とが為す角度φ(0°≦φ<360°)により特定される入射角領域によりこの入射角領域からの透過光の散乱特性が異なり、第1の入射角領域からの透過光よりも透過光を強く散乱させる第2の入射角領域の角度θの上限値が同一である散乱フィルムを、少なくとも2枚の角度φが同一とならないように配置する。
請求項(抜粋):
一対の基板間に液晶を封入した液晶セルと、前記液晶セルの一方の基板側に配置された偏光フィルムと、この偏光フィルムと前記液晶セルとの間に配置された複屈折フィルム層と、前記一方の基板側に配置された散乱フィルム層と、前記液晶セルの他方の基板側に配置された光反射手段とを備えた反射型液晶表示素子において、前記散乱フィルム層として、フィルムへの入射光方向とフィルム法線とが為す角度θ(0°≦θ≦90°)および前記入射光方向のフィルム面内への射影成分とフィルム面内基準方位とが為す角度φ(0°≦φ<360°)により特定される入射角領域により前記入射角領域からの透過光の散乱特性が異なり、第1の入射角領域からの透過光よりも透過光を強く散乱させる第2の入射角領域の前記θの上限値が同一である少なくとも2枚の散乱フィルムが含まれ、少なくとも2枚の前記散乱フィルムが前記φが同一とならないように配置されていることを特徴とする反射型液晶表示素子。
IPC (2件):
G02F 1/1335 510 ,  G02F 1/1335 520
FI (2件):
G02F 1/1335 510 ,  G02F 1/1335 520

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