特許
J-GLOBAL ID:200903062629581333

植物栽培方法および植物栽培用シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-118594
公開番号(公開出願番号):特開平9-298944
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【目的】 細かな栽培管理を必要とする植物の栽培においても、育苗管理や定植作業を簡略化できる植物栽培方法およびこの方法に使用する植物栽培用シートの提供を目的とする。【構成】 栽培用床土2への接触により経時的に生分解される樹脂シート3で該床土2を上下2層2a,2b に分割し、前記床土2の上層部2aに、未だ定植に適するまでに成長していない複数の苗木4を定植し、あるいは種子を直接播種して発芽させた複数の苗木4を、根域を制限した状態で生育させ、所定期間経過して当該苗木4が定植に適する状態にまで成長した時期において、生分解が進行した前記樹脂シート3から下層部2bに根を貫通させる。また、前記シートは、栽培用床土2中において30日間に30〜60%の重量減少を生じるように設定された生分解性樹脂組成物からなり、厚さが0.05〜0.4mmに形成されてなる。
請求項(抜粋):
栽培用床土(2) への接触により経時的に生分解される樹脂シート(3) で該床土(2) を上下2層(2a)(2b)に分割し、前記床土(2) の上層部(2a)に、未だ定植に適するまでに成長していない複数の苗木(4) を定植し、あるいは種子を直接播種して発芽させた複数の苗木(4) を、根域を制限した状態で生育させ、所定期間経過して当該苗木(4) が定植に適する状態にまで成長した時期において、生分解が進行した前記樹脂シート(3) から下層部(2b)に根を貫通させることを特徴とする植物栽培方法。

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