特許
J-GLOBAL ID:200903062631617531
積層型誘電体フィルター及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-098863
公開番号(公開出願番号):特開平5-291802
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 誘電体基板と電極を同時焼成する積層型誘電体フィルターにおいて、焼成時の誘電体基板と電極の収縮挙動の違いに基づいて生じる応力を緩和すると共に、誘電体基板から生じるガスを外部へ逃がし、圧力がアース電極に作用しないようにすることによって、アース電極が誘電体基板から剥離したり、アース電極近傍の誘電体層内部や誘電体未焼成シートの積層面で、誘電体層が剥がれたりすることを防止する。【構成】 誘電体未焼成シート22,24,26と未焼成の共振用電極28やアース電極30とを同時焼成するに際して、アース電極30にスリット状の開口部38を設け、アース電極30を該開口部38にて分断し、誘電体基板と電極の収縮挙動の違いに基づいて生じる応力を緩和すると共に、該開口部38を通じて誘電体基板から生じるガスを外部へ逃がすようにした。
請求項(抜粋):
誘電体基板中に複数の共振用電極を内蔵すると共に、該誘電体基板の主面にアース電極が設けられたトリプレート構造を有し、且つ該誘電体基板が、それら電極と共に同時焼成されてなる誘電体フィルターにして、該誘電体基板と同時焼成される前記アース電極に、スリット状の開口部が設けられていることを特徴とする積層型誘電体フィルター。
IPC (4件):
H01P 1/203
, H01P 1/205
, H01P 7/08
, H01P 11/00
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