特許
J-GLOBAL ID:200903062638909643

内面溝付管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-246708
公開番号(公開出願番号):特開2001-074384
出願日: 1999年08月31日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 拡管時のフィンの傾斜を抑制することにより、伝熱性能の低下及び拡管後の工程で生じる不具合を防止する内面溝付管を提供する。【解決手段】 管内面に管軸方向に傾斜する方向に延びる螺旋状の複数の平行溝2を形成した内面溝付管において、管軸直交断面にて、管内面の隣接する溝間に形成されているフィン3の形状が、管中心Oからフィン3、4までの距離が最短である点Pをフィン3、4の頂点とし、管中心Oからフィン3の頂点Pを結ぶ線と、管中心Oからフィン3に隣接するフィン4の頂点Pを結ぶ線とがなす角度φ1を2等分する直線がフィン3とフィン4との間で管内面と交差する点をQとしたとき、管中心Oから点Qまでの距離を管内径R1とし、管中心Oを中心とし管内径R1を半径とする仮想円5とフィンの両端ランド部とが交わる点を結ぶ直線の線分L4と、線分L4の中点7とフィン3の頂点Pとを結ぶ線分L5とがなす角θは70乃至90 ゚である。
請求項(抜粋):
管内面に管軸方向に傾斜する方向に延びる螺旋状の複数の平行溝を形成した内面溝付管において、長手方向に直交する断面にて、前記管内面の隣接する溝間に形成されているフィンの形状が、管中心Oから前記フィンまでの距離が最短である点Pをフィンの頂点とし、管中心Oから第1のフィンの頂点を結ぶ線と、管中心Oから前記第1のフィンに隣接する第2のフィンの頂点を結ぶ線とがなす角度を2等分する直線が前記第1のフィンと前記第2のフィンとの間で前記管内面及び管外面と交差する点を夫々Q及びRとしたとき、管中心Oから前記点Qまでの距離を管内径、前記点Qと点Rとの間の距離を管肉厚としたとき、前記管中心Oを中心とし前記管内径を半径とする仮想円と前記第1のフィンの両端ランド部とが交わる点を結ぶ直線の線分と、前記線分の中点と前記第1のフィンの頂点とを結ぶ線分とがなす角θは70乃至90 ゚であることを特徴とする内面溝付管。
IPC (2件):
F28F 1/40 ,  B21C 1/22
FI (2件):
F28F 1/40 D ,  B21C 1/22
Fターム (5件):
4E096EA04 ,  4E096EA18 ,  4E096FA23 ,  4E096FA24 ,  4E096GA03
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 内面溝付管
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-004280   出願人:株式会社神戸製鋼所

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