特許
J-GLOBAL ID:200903062645020660

衛星追尾方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 正剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-169216
公開番号(公開出願番号):特開平10-020010
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 衛星の追尾精度を向上させる衛星追尾方式を提供する。【解決手段】 衛星軌跡情報記憶部11に蓄積されている衛星軌跡情報を用いて、回帰分析処理部12は、線形回帰分析により衛星の軌道関数を求める。ここで求めた衛星の軌道関数の回帰係数は、回帰係数記憶部13に順次記憶される。回帰係数評価部14は、回帰係数記憶部13に記憶された回帰係数を平均化して最適評価する。衛星位置・指令角計算処理部15は、最適評価された回帰係数から衛星の予測位置およびアンテナ部17に与える指令角(方位角および仰角)を求める。アンテナ制御部16は、衛星位置・指令角計算処理部15で求められた指令角にアンテナが向くようにアンテナ部17の駆動を制御する。また、アンテナ制御部16は、一定時間毎にステップトラック方式によりアンテナ部17を駆動して衛星を捕捉し、新たな衛星軌跡情報として衛星軌跡情報記憶部11に順次記憶する。
請求項(抜粋):
衛星から送られる信号の受信および衛星の位置の捕捉を行うアンテナ手段と、このアンテナ手段で捕捉した衛星の位置を衛星軌跡情報として蓄積する第1の記憶手段と、この第1の記憶手段に蓄積された衛星軌跡情報を用いて所定時間毎に衛星の軌道関数を求める分析手段と、この分析手段で求めた所定時間毎の衛星の軌道関数の係数を複数時間分記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された複数時間分の軌道関数の係数を最適化して衛星の予測追尾に使用する軌道関数の係数を決定する評価手段と、この評価手段で決定した係数を有する軌道関数を用いて衛星の方向を計算する計算手段と、この計算手段で計算された衛星の方向に前記アンテナ手段を向けるように制御し、また、一定時間毎に前記アンテナ手段が衛星の位置の捕捉を行うように制御するアンテナ制御部とを備えた衛星追尾方式。
IPC (3件):
G01S 3/42 ,  B64G 3/00 ,  G01S 3/44
FI (3件):
G01S 3/42 A ,  B64G 3/00 ,  G01S 3/44

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