特許
J-GLOBAL ID:200903062645202644

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-254009
公開番号(公開出願番号):特開平6-074328
出願日: 1992年08月27日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 シフトバルブ切り換え用のON/OFF型ソレノイド弁やリニアソレノイド弁の故障時にも、変速制御を可能な限り達成できるような自動変速機の制御装置を提供する。【構成】 主変速機と副変速機とを備えた自動変速機の油圧回路のうち、副変速機用の油圧回路において、ソレノイドバルブ74のOFF故障時には、直結クラッチ32の第1油圧室321 へ、ライン113から作動圧を供給不能となるため、シフトバルブ65を介してリニアソレノイドバルブ103で調圧した作動圧をライン104から供給し、ソレノイドバルブ75のOFF故障時ライン104から作動圧を供給する変速段では、ライン113から第1油圧室321 へ作動圧を供給し、また、バルブ75のON故障時には、ライン104から第1油圧室321 へ作動圧を供給し且つその作動圧をリニアソレノイドバルブ103で適宜調整することにより、正常時と略同等の各変速段を達成する。
請求項(抜粋):
複数の摩擦要素に対する作動圧の給排を制御する油圧回路に、所定の摩擦要素に対して作動圧の給排が可能で、第1電磁弁手段により切り換えられる作動圧制御回路と、前記作動圧制御回路に並列に設けられ、第2電磁弁手段により作動圧を調圧する調圧回路であって前記第1電磁弁手段を介して前記所定の摩擦要素に接続される調圧回路とを設けてなる自動変速機の制御装置において、前記第1電磁弁手段の制御不能時には第2電磁弁手段により調圧回路を介して変速制御を行い、前記第2電磁弁手段の制御不能時には第1電磁弁手段により作動圧制御回路を介して変速制御を行なう故障時制御手段を設けたことを特徴とする自動変速機の制御装置。

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