特許
J-GLOBAL ID:200903062653336200

電動式制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-022841
公開番号(公開出願番号):特開平10-220614
出願日: 1997年02月05日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 ステッピングモータの励磁コイル部を密閉ケースの外部に配置するタイプの電動式膨張弁において、モータ磁気効率の向上を図る。【解決手段】 ステッピングモータ部14Bに冷媒の漏れ防止用の密閉ケース154を備え、この密閉ケース154内に円筒状の永久磁石150およびロータ149を回転自在に配置するとともに、密閉ケース154の外部に励磁コイル156、157および継鉄158〜160を配置する。密閉ケース154の内周面には、永久磁石150との間に所定の空隙を介在して磁極歯153を配置し、密閉ケース154のうち、継鉄158〜160の端面に重畳して磁力線が通過する部分154aを磁性体化し、他の部分は非磁性体化する。これにより、密閉ケース154が磁気回路中に介在されていても、密閉ケース154の板厚分による磁気ギャップの増大が発生せず、モータ磁気効率を向上できる。
請求項(抜粋):
流体通路(145)の開度を調整する弁体(146)と、この弁体(146)を変位させる作動軸(147)と、この作動軸(147)を軸方向に移動させるステッピングモータ部(14B)とを備える電動式制御弁において、前記ステッピングモータ部(14B)に、前記流体通路(145)を流れる流体の外部への漏れを阻止する密閉ケース(154)を備え、この密閉ケース(154)の内部に、円周方向に磁極が着磁された円筒状の永久磁石(150)およびこの永久磁石(150)と一体のロータ(149)が回転自在に配置されており、また、前記密閉ケース(154)の外部に、励磁コイル(156、157)およびこの励磁コイル(156、157)の発生する磁力線が通過する継鉄(158、159、160)が配置されており、さらに、前記密閉ケース(154)の内周面には、前記永久磁石(150)との間に所定の空隙を介在して磁極歯(153、153a〜153d)が配置されており、前記密閉ケース(154)のうち、前記継鉄(158、159、160)の端面に重畳して磁力線が通過する部分(154a)を磁性体化し、他の部分は非磁性体化したことを特徴とする電動式制御弁。
IPC (3件):
F16K 31/04 ,  F16K 31/06 305 ,  F25B 41/06
FI (3件):
F16K 31/04 A ,  F16K 31/06 305 E ,  F25B 41/06 U

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