特許
J-GLOBAL ID:200903062654839540

濾過材洗浄機能付回転濾過装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-309630
公開番号(公開出願番号):特開2001-120911
出願日: 1999年10月29日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】 液体に含まれる懸濁物質を効率良く捕捉しかつ回収する。【解決手段】 供給手段14が懸濁物質11を含む液体12を液槽13に供給し、外筒17と内筒18の一部を液面から突出させて軸線を中心に回転可能に二重筒体16を液槽内に設ける。濾過空間19に流動可能にかつ濾過空間から漏出不能に濾過材21を収容し、この濾過材が懸濁物質を捕捉する。回転手段43が二重筒体を回転駆動し、排液手段46が濾過材を通った液体を内筒内部から液槽外部に排出する。仕切り板が濾過空間を小空間に区画し、外筒上方の洗浄ノズル54が液面上方の小空間内の濾過材に洗浄液60を噴射して懸濁物質を濾過材から離脱させる。内筒内部に位置しかつ液槽に固定された集液容器63が洗浄ノズルから噴射された洗浄液を懸濁物質とともに集液し、誘導管64が集液容器内の懸濁物質を含む洗浄液を二重筒体外部の未濾過液体に導く。
請求項(抜粋):
懸濁物質(11)を含む液体(12)が貯留される液槽(13)と、前記液槽(13)に前記液体(12)を供給する供給手段(14)と、通液性外筒(17)とこの外筒(17)に略同心の通液性内筒(18)を有し軸線を略水平方向にかつ前記外筒(17)と前記内筒(18)の一部を前記液体(12)の液面から突出させて前記液体(12)中を前記軸線を中心に周方向に回転可能に前記液槽(13)内に設けられた二重筒体(16)と、前記外筒(17)と前記内筒(18)により囲まれた濾過空間(19)に流動可能にかつ前記濾過空間(19)から漏出不能に収容され前記懸濁物質(11)を捕捉して液体(12)から分離する濾過材(21)と、前記二重筒体(16)を回転駆動する回転手段(43)と、前記液槽(13)内の液面を一定に保ちながら前記液槽(13)に供給されかつ濾過材(21)を通った液体(12)を前記内筒(18)の内部から前記液槽(13)の外部に排出する排液手段(46)とを備えた回転濾過装置であって、前記軸線を中心に放射状に設けられ前記濾過空間(19)を複数の小空間(19b)に区画する複数の仕切り板(19a)と、前記外筒(17)の上方又は前記内筒(18)の内部に設けられ前記液面の上方に位置する小空間(19b)内の濾過材(21)に洗浄液(60)を噴射して前記濾過材(21)が捕捉した懸濁物質(11)を前記濾過材(21)から離脱させる洗浄ノズル(54)と、前記内筒(18)の内部に前記液面の上方に位置する小空間(19b)に対向して設けられかつ前記液槽(13)に固定され前記洗浄ノズル(54)から噴射された洗浄液(60)を前記濾過材(21)から離脱した懸濁物質(11)とともに集液する集液容器(63)と、前記集液容器(63)に貯留された懸濁物質(11)を含む洗浄液(60)を前記二重筒体(16)外部の未濾過液体(12)に導く誘導管(64)とを備えたことを特徴とする濾過材洗浄機能付回転濾過装置。
IPC (4件):
B01D 24/32 ,  B01D 24/46 ,  B01D 33/44 ,  B01D 33/58
FI (2件):
B01D 33/16 ,  B01D 33/36
Fターム (6件):
4D026BA01 ,  4D026BB01 ,  4D026BC22 ,  4D026BC24 ,  4D026BC29 ,  4D026BD03
引用特許:
審査官引用 (3件)

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