特許
J-GLOBAL ID:200903062658340671

並列接続・可制御半導体素子の電流バランス回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-128887
公開番号(公開出願番号):特開平9-289442
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】並列接続の可制御半導体素子(図では電流センスエミッタ付IGBT10(10-1,10-2))の主電流をバランスさせ、その能力を一杯に使う。【解決手段】IGBT10-1,10-2の各メインエミッタ6に流れる主電流は夫々のIGBT10-1,10-2の電流センスエミッタ7に接続されたセンス抵抗8-1,8-2の電圧によって検出できる。ここで抵抗8-1,8-2を同値とする。オペアンプ5-1,5-2はセンス抵抗8-1,8-2の電圧差としての点?@,?Aの間の電位差をしらべ、仮に点?@の電位が点?Aの電位より高ければ、オペアンプ5-1はFET4-1をオン側に制御してIGBT10-1のゲート電圧を下げ、その主電流を減少させる。またオペアンプ5-2はFET4-2をオフ側に制御してIGBT10-2のゲート電圧を上げ、その主電流を増加させる。従ってIGBT10-1,10-2の電流がバランスする。
請求項(抜粋):
制御極の電圧によってオン抵抗を制御でき、対応する各主電極同士と制御極同士が夫々直接又は必要に応じ直列のインピーダンス素子を介して並列接続された複数の可制御半導体素子の電流をバランスする回路であって、各可制御半導体素子のエミッタ電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段の電流検出信号に基づいて各可制御半導体素子の制御極の電圧を各可制御半導体素子の電流が均等となるように制御する制御極電圧制御手段とを備えたことを特徴とする並列接続・可制御半導体素子の電流バランス回路。
IPC (2件):
H03K 17/08 ,  H03K 17/12
FI (2件):
H03K 17/08 Z ,  H03K 17/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-009221
  • 特開平4-033573

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