特許
J-GLOBAL ID:200903062659575656

ボイラ汚れ推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-087435
公開番号(公開出願番号):特開平5-288303
出願日: 1992年04月09日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 通常運転時や、負荷変動によるボイラの過渡状態や、燃料の種類の違いによらず、ボイラ火炉壁の汚れ状態を把握できるようにする。【構成】 状態判定部23は各種センサ21の検知情報からボイラの現在の運転状態を判定する。燃料性状決定部24は燃料情報22から現状の燃料性状を決定する。火炉壁基準熱吸収量決定部25は、上記状態判定部23の判定結果と、燃料性状決定部24の決定結果から現状における火炉壁基準熱吸収量を求める。ガス温度演算部26は、燃料性状及びボイラの運転状態からボイラ各伝熱面のガス温度を推定する。この各伝熱面のガス推定温度を用いて、実熱吸収量演算部27によりボイラの実熱吸収量を決定する。火炉壁汚れ演算部28は、最初に火炉壁の実熱吸収量と基準熱吸収量の比から静的状態の汚れを計算し、次に火炉壁動特性モデルにより動的状態汚れを推定して汚れ表示部29に表示する。
請求項(抜粋):
各種センサから得られる観測値から現在のボイラ運転状況を把握する状態判定手段と、燃料情報からボイラが使用している燃料性状を決定する燃料性状決定手段と、観測データ等を基に基準となる火炉壁熱吸収量を決定する火炉壁基準熱吸収量決定手段と、この燃料性状決定手段により得られた燃料性状と上記センサの観測値からボイラ各伝熱面のガス温度を推定するガス温度演算手段と、このガス温度演算手段により得られたガス温度からボイラ各伝熱面の熱吸収量を求める実熱吸収量演算手段と、この実熱吸収量決定手段で得られる火炉壁熱吸収量と上記火炉壁基準熱吸収量決定手段で得られる火炉壁基準熱吸収量との比をとって静的状態の汚れを求め、かつ、負荷変動などにより生ずる過渡的な状態に対処する火炉壁動特性モデルにより汚れの値を補償し決定する火炉壁汚れ演算手段とを具備したことを特徴とするボイラ汚れ推定装置。
IPC (3件):
F22B 37/38 ,  F23J 3/00 101 ,  F23N 5/24 106

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