特許
J-GLOBAL ID:200903062663706765

音声状態判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-172458
公開番号(公開出願番号):特開平10-020880
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 閾値の適応が速く、短時間で音声状態を精度良く判別することができる音声状態判別装置を提供する。【解決手段】 所定のフレーム間隔に分割して入力された信号のレベルを測定するフレームエネルギー計算部2と、初期閾値として所定の複数の閾値の中から処理開始時におけるフレーム信号のレベルより低く且つ最も近い値を選択して設定するとともに、上記フレーム信号のレベルが上記閾値より大きい場合にはその閾値を所定の割合で増加させ小さい場合には減少させることによって閾値を適応的に調節するしきい値計算部3と、上記フレーム信号のレベルと上記閾値とを比較する比較部4と、この比較結果から上記フレーム信号のレベルが閾値以下であると判別されたフレームの数をカウントして所定数連続したときには非音声であると判断する非音声フレームカウンタ5とを備えた音声状態判別装置1。
請求項(抜粋):
所定のフレーム間隔に分割して入力された信号のレベルを測定し、過去のフレーム信号のレベルによって音声状態を判別するための閾値を適応的に調節するものであって、処理開始時における閾値は、所定の複数種類の閾値の中から、処理開始時におけるフレーム信号のレベルより低く且つ処理開始時におけるフレーム信号のレベルに最も近い値を選択して設定する、初期閾値設定手段と、上記フレーム信号のレベルが上記閾値より大きければ、その閾値を所定の割合で増加させ、上記フレーム信号のレベルが閾値より小さければ、その閾値を減少させることによって、閾値を適応的に調節する閾値適応化手段と、上記フレーム信号のレベルと上記閾値とを比較する比較手段と、上記フレーム信号のレベルが閾値以下であると判別されたフレームが所定数連続したときには非音声であると判断する制御手段と、を具備することを特徴とする音声状態判別装置。
IPC (2件):
G10L 3/00 513 ,  G10L 9/00
FI (2件):
G10L 3/00 513 A ,  G10L 9/00 D

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