特許
J-GLOBAL ID:200903062665014852

ゴム組成物およびその用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-147947
公開番号(公開出願番号):特開2002-338758
出願日: 2001年05月17日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【解決手段】本発明のゴム組成物は、特定のエチレン系共重合体ゴムと、加硫剤と、ジチオカルバミン酸塩の窒素上の2つの置換基が芳香族六員環構造および/または脂環式六員環構造を含む置換基であるジチオカルバミン酸塩類(C1)、チウラムポリスルフィドの窒素上の4つの置換基の全てが炭素原子数7以上の分岐構造を有する炭化水素基であるチウラムポリスルフィド類(C2)、チアゾール類(C3)およびスルフェンアミド類(C4)からなる加硫促進剤とを含有してなる。本発明の加硫ゴム製品は、このゴム組成物を加硫して得られる。【効果】本発明によれば、加硫速度が速く、かつ、スコーチ安定性、加工性、成形性、形状保持性に優れ、しかも、表面にブルーミングがなく、圧縮永久歪みの値が小さい加硫ゴム製品を調製できるゴム組成物と、その加硫ゴム製品を提供できる。
請求項(抜粋):
エチレン系共重合体ゴム(A)と、加硫剤(B)と、ジチオカルバミン酸塩類(C1)、チウラム類(C2)、チアゾール類(C3)およびスルフェンアミド類(C4)からなる加硫促進剤(C)とを含有してなる加硫可能なゴム組成物であり、前記エチレン系共重合体ゴム(A)は、エチレン、炭素原子数3〜20のα- オレフィン、1分子中に重合可能な二重結合を2個有する非共役ポリエン、および下記一般式[1]【化1】[式[1]中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、メチル基またはエチル基であり、R3およびR4は、それぞれ独立して、メチル基またはエチル基である。]で表わされるトリエン化合物を共重合して得られ、かつ、(i)該ゴム(A)中における、エチレンから誘導される構成単位とα- オレフィンから誘導される構成単位とのモル比(エチレン/α- オレフィン)が99/1〜30/70であり、(ii)1分子中に重合可能な二重結合を2個有する非共役ポリエンから誘導される構成単位を0.02〜3モル%の量で含有し、(iii)トリエン化合物から誘導される構成単位を0.1〜10モル%の量で含有し、(iv)135°Cデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.1〜10dl/gの範囲にある共重合体ゴムであり、前記ジチオカルバミン酸塩類(C1)は、ジチオカルバミン酸塩の窒素上の2つの置換基すべてが、芳香族6員環構造を含む置換基、脂環式6員環構造を含む置換基、および分岐構造を有する炭素原子数7以上の脂肪族炭化水素基、のなかから選ばれる置換基であるジチオカルバミン酸塩類であり、前記チウラム類(C2)は、チウラムポリスルフィドの窒素上の4つの置換基すべてが、芳香族6員環構造を含む置換基、脂環式6員環構造を含む置換基、および分岐構造を有する炭素原子数7以上の脂肪族炭化水素基、のなかから選ばれる置換基であるチウラムポリスルフィド類であることを特徴とするゴム組成物。
IPC (7件):
C08L 23/08 ,  C08J 5/00 CES ,  C08J 9/06 ,  C08K 5/39 ,  C08K 5/40 ,  C08K 5/44 ,  C08K 5/47
FI (7件):
C08L 23/08 ,  C08J 5/00 CES ,  C08J 9/06 ,  C08K 5/39 ,  C08K 5/40 ,  C08K 5/44 ,  C08K 5/47
Fターム (28件):
4F071AA15 ,  4F071AC12 ,  4F071AC13 ,  4F074AA17 ,  4F074AC24 ,  4F074AC25 ,  4F074AD13 ,  4F074AD14 ,  4J002BB051 ,  4J002BB101 ,  4J002DE207 ,  4J002DE227 ,  4J002EN047 ,  4J002EP027 ,  4J002EQ017 ,  4J002EQ027 ,  4J002EQ037 ,  4J002ES007 ,  4J002ET007 ,  4J002EV156 ,  4J002EV166 ,  4J002EV276 ,  4J002EV326 ,  4J002FD156 ,  4J002FD327 ,  4J002GJ02 ,  4J002GL00 ,  4J002GN00

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