特許
J-GLOBAL ID:200903062667938830

粘着シートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-301829
公開番号(公開出願番号):特開平10-140104
出願日: 1996年11月13日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】剥離原紙に片面ポリエチレンラミネートを施したグラシン紙を用いて、且つ表面基材にフィルムを用いた場合においても、カール矯正をほぼ一定の条件で行うことにより品質管理を容易にし、且つ、粘着シートの表面に筋状ボコツキを生じさせることのない粘着シートの製造方法を提供する。【解決手段】剥離加工を施す面のみにポリエチレンラミネート加工を施したグラシン紙を剥離原紙に用いて、該剥離原紙に剥離剤層、粘着剤層を順次設け、カール矯正のためにグラビアロールで該剥離紙の裏面(剥離剤層、粘着剤層を設ける逆の面)に水付け処理を施した後に、粘着剤層を介して表面基材であるフィルムを貼合する粘着シートの製造工程において、該剥離原紙の裏面(水塗りを施す面)が特定の吸水度(JIS P8140)の剥離原紙を用い、水付け処理のためのグラビアロールの表面速度をライン速度の50%以下にする。
請求項(抜粋):
剥離加工を施す面のみにポリエチレンラミネート加工を施したグラシン紙を剥離原紙に用いて、該剥離原紙に剥離剤層、粘着剤層を順次設け、カール矯正のためにグラビアロールで該剥離紙の裏面(剥離剤層、粘着剤層を設ける逆の面)に水付け処理を施した後に、粘着剤層を介して表面基材であるフィルムを貼合する粘着シートの製造工程において、該剥離原紙の剥離剤層を設ける面と反対の面(グラビアロールで水塗りを施す面)のJIS P8140に規定される吸水時間が60秒の条件で測定した吸水度(コッブ法)が、10〜35g/m2である剥離原紙を用い、且つ該剥離紙の裏面の水付け処理のためのグラビアロールの表面速度をライン速度の50%以下にすることを特徴とする粘着シートの製造方法。
IPC (3件):
C09J 7/02 ,  B05D 5/10 ,  D21H 27/00
FI (3件):
C09J 7/02 Z ,  B05D 5/10 ,  D21H 5/00 B

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