特許
J-GLOBAL ID:200903062671489684

多孔質セラミックスからなる増殖微生物用担持体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-312819
公開番号(公開出願番号):特開平6-133760
出願日: 1992年10月28日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 高い反応性及び強度を兼備する優れた性能を有する多孔質セラミックスからなる増殖微生物用担持体を提供すること。【構成】 増殖微生物用担持体の孔が、下記(i)〜(iv)の条件を満たしていること。(i)孔径1〜360[μm]の連通孔容積の積算の中央値相当円孔径が、40±25[μm]であること。(ii)孔径5〜1100[μm]の洞穴孔面積の積算の中央値相当円孔径が、320±150[μm]であること。(iii)前記洞穴と連通孔とから構成される内部孔が、その内径及びその内部形状が不規則に変化している不規則形状であること。(iv)孔径1〜360[μm]で構成される孔の気孔率のうち、孔径20[μm]以上で構成される気孔率が、20[%]以上であること。
請求項(抜粋):
20μm以上の大粒子径原料が30重量%以上含まれる陶磁器材料の粉末を成形後、1150〜1450°Cで焼成する際に、1000°C以下の焼成温度域では5μm以上の孔のない組織内が焼成温度の上昇及び経過時間に伴って部分的に共融が開始され、凝集核と核間の架橋部分とが共に量的増加をなし、小孔多孔から大孔多孔組織に進展する共融凝集核架橋多孔質セラミックスの製造法によって製造される多孔質セラミックスからなる増殖微生物用担持体であって、該担持体内部に形成された洞穴孔と、該洞穴孔同志を連通し又は外部に連通する連通孔とからなる多くの内部孔を備えるとともに、下記(i)〜(iv)の条件を満たしていることを特徴とする多孔質セラミックスからなる増殖微生物用担持体。(i)孔径1〜360[μm]の連通孔容積の積算の中央値相当円孔径が、40±25[μm]であること(ii)孔径5〜1100[μm]の洞穴孔面積の積算の中央値相当円孔径が、320±150[μm]であること(iii)前記洞穴と連通孔とから構成される内部孔が、その内径及びその内部形状が不規則に変化している不規則形状であること(iv)孔径1〜360[μm]で構成される孔の気孔率のうち、孔径20[μm]以上で構成される気孔率が、20[%]以上であること
IPC (4件):
C12M 1/00 ,  C04B 38/00 303 ,  C12N 1/00 ,  C12N 11/14

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