特許
J-GLOBAL ID:200903062673473262

動画像符号化装置および動画像復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-312175
公開番号(公開出願番号):特開平10-155154
出願日: 1996年11月22日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 効率の良い符号化を実現する。【解決手段】 直流成分係数は端子14を通って減算器16に入力する。メモリ18には既に1つ前のブロックの直流成分係数が蓄えられている。第Nフレーム原画像における直流成分予測オン/オフ決定部7からの情報が“1”の場合には、スイッチ8の端子19は端子20に接続するので、減算器16で求められた処理ブロックの直流成分係数と1つ前のブロックの直流成分係数との差分値が端子19、35を通って出力端子31に送られる。一方、第Nフレーム原画像における直流成分予測オン/オフ決定部7からの情報が“0”の場合には、スイッチ8の端子19は端子21に接続するので、処理ブロックの直流成分係数の値そのものが出力端子31に送られる。
請求項(抜粋):
動画像の符号化対象フレームと参照フレームとのフレーム間差分信号を、予め定められたブロック毎に符号化する動画像符号化装置において、前記符号化対象フレーム内の符号化対象ブロックにおけるフレーム間差分信号直流成分値を、符号化対象フレーム内の既に符号化されたブロックのフレーム間差分信号直流成分値から予測し、その予測誤差値を出力するフレーム間差分信号直流成分予測手段と、該フレーム間差分信号直流成分予測手段から出力される予測誤差値を符号化のために用いるのか、それとも前記符号化対象ブロックにおけるフレーム間差分信号直流成分値を符号化のために用いるのかを定められた領域単位に決定し、その決定情報を出力するフレーム間差分信号直流成分予測オン/オフ決定手段と、該フレーム間差分信号直流成分予測オン/オフ決定手段から出力される決定情報が「フレーム間差分信号直流成分予測オン」であった場合には、前記フレーム間差分信号直流成分予測手段から出力される予測誤差値を符号化のために用い、逆に該フレーム間差分信号直流成分予測オン/オフ決定手段から出力される決定情報が「フレーム間差分信号直流成分予測オフ」であった場合には、前記符号化対象ブロックにおけるフレーム間差分信号直流成分値を符号化のために用いるフレーム間差分信号直流成分予測オン/オフ切替手段を有することを特徴とする動画像符号化装置。

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