特許
J-GLOBAL ID:200903062677104024
カメラ用シャッタ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-157188
公開番号(公開出願番号):特開平10-010604
出願日: 1996年06月18日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】主に露光開口の中央部を覆う2枚のシャッタ羽根と、主に周辺部を覆う2枚のシャッタ羽根とを、夫々別の駆動手段で開閉作動させるようにした小型化に適するカメラ用シャッタ装置を提供すること。【解決手段】主に開口部1aの中央部を覆っている2枚のシャッタ羽根3,4は、回転子14と一体の作動ピン14aによって開閉作動を行う。また、主に開口部1aの周辺部を覆っている2枚のシャッタ羽根5,6は、回転子15と一体の作動ピン15aによって開閉作動を行う。全開状態においては、シャッタ羽根3,6は図の右方向位置に収容され、シャッタ羽根4,5は図の左方向位置に収容される。従って、シャッタ羽根の収容スペースが小さくて済み、また、モータも、大きな駆動力を必要とせず且つ大型化する必要もない。
請求項(抜粋):
光軸を中心とした円形の露光開口を有しているシャッタ地板と、夫々長孔を形成しており前記露光開口の側方位置で前記シャッタ地板に枢着され露光時に相対的に往復作動する2枚の第1シャッタ羽根と、第1シャッタ羽根の前記長孔に嵌合した作動ピンを有し前記露光開口の側方位置に往復作動可能に配置された第1開閉部材と、露光時に第1開閉部材を往復作動させる第1駆動手段と、夫々長孔を形成しており前記露光開口の側方位置で前記シャッタ地板に枢着され露光時に相対的に往復作動する2枚の第2シャッタ羽根と、第2シャッタ羽根の前記長孔に嵌合した作動ピンを有し前記露光開口の側方位置に往復作動可能に配置された第2開閉部材と、露光時に第2開閉部材を往復作動させる第2駆動手段とを備え、露光作動前の初期状態においては、第1シャッタ羽根が主に前記露光開口の中央部の領域を覆っており、また第2シャッタ羽根は主に前記露光開口の周辺部の領域を覆うようにしたことを特徴とするカメラ用シャッタ装置。
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