特許
J-GLOBAL ID:200903062680458554

延伸フィルム製造設備と複屈折測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-324742
公開番号(公開出願番号):特開平11-010728
出願日: 1997年11月26日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 延伸されたフィルム等の厚みや配向度を高速において均一に保し、成形材料を押出装置に投入してから延伸を施し、引き取り装置に引き取らせるまでの時間を短縮し、高品質のフィルム等を高速に製造する延伸システムを提供する。さらに、延伸の最中に未延伸フィルムや延伸したフィルム等の破断する割合を少なくした延伸システムを提供する。【解決手段】 縦延伸後または横延伸後のフィルムの厚み及び配向度を厚み測定装置8A、8Bと配向度測定装置により独立にかつ連続して測定し、この測定値を計算装置11に入力する。そして、測定値が入力された計算装置11は、あらかじめ設定した目標値と測定した厚みまたは配向度とを比較演算し比較演算結果に基づいて、これらの測定値があらかじめ設定した値と異なる場合、縦延伸比率を変更する制御操作を行う。
請求項(抜粋):
成形材料を溶融する設備を有し、前記成形材料を未延伸フィルムに成形するダイを有する押出装置と、前記ダイにより成形した未延伸フィルムを冷却し、原反を成形する原反成形装置と、この冷却された原反を低速ロールと高速ロールとで縦方向に延伸する縦延伸装置と、縦延伸したフィルムの両端を把持して横方向に延伸する横延伸装置とを備えた延伸フィルム製造設備において、前記縦延伸後におけるフィルムの厚みをリアルタイムに測定する厚み測定装置と、前記縦延伸後におけるフィルムの配向度をリアルタイムに測定する配向度測定装置とを有し、前記厚み測定装置により測定された厚みに相当する信号を計算装置へと出力し、前記配向度測定装置により測定された配向度に相当する信号を計算装置へと出力し、前記計算装置は、あらかじめ設定した厚みと前記測定した厚みとを比較演算する厚み比較演算部を有するとともに、あらかじめ設定した配向度と前記測定した配向度とを比較演算する配向度比較演算部を有し、前記各比較演算の結果に基づいてあらかじめ設定した目標値に合致させるように、縦延伸を施す際の縦延伸比率を変更する制御信号を出力し、この信号によって延伸状態を制御することを特徴とする延伸フィルム製造設備。
IPC (4件):
B29C 55/14 ,  G01B 11/06 ,  G01J 4/00 ,  B29L 7:00
FI (3件):
B29C 55/14 ,  G01B 11/06 Z ,  G01J 4/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
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