特許
J-GLOBAL ID:200903062683752313

音声追尾型自動照準方式における三次元座標自動計測方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂坂 和雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-005481
公開番号(公開出願番号):特開平6-217304
出願日: 1993年01月18日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】本発明は音声を検出して対応する発言者の着席位置の座標データを用いて発言者とカメラ距離を算出してカメラを制御する音声追尾型自動照準方式における三次元座標自動計測方式に関し,出席者の座標情報の設定を行う時にオペレータまたは出席者による直接的な操作を無くし,且つ出席者数,設置場所等に対し柔軟に対応できることを目的とする。【構成】会議参加者の各着席位置に対応して設けたマイクにそれぞれ固有の無線信号を発信する発信機を取り付け,カメラを座席全体の前方の固定位置に取り付けると共に,該カメラに対して固定した3つの位置に座席に対向する垂直方向の面上に少なくとも3個の二次元の受信機を配置し,各受信機を制御して受信信号の受信角を計測し,計測した受信信号とその受信角及び受信機の座標値を用いて発信機の座標値を演算により求めて,各出席者の座標位置を得るよう構成する。
請求項(抜粋):
遠隔地間で動画または静止画等の映像を利用したテレビ会議システムであって,会議参加者の各着席位置の座標データを記憶しておき,音声を検出して対応する発言者の着席位置の座標データを用いて発言者とカメラ距離を算出して最適な照準位置及び方向にカメラを制御する音声追尾型自動照準方式において,会議参加者の各着席位置に対応して設けたマイクにそれぞれ固有の無線信号を発信する発信機を取り付け,カメラを座席全体の前方の固定位置に取り付けると共に,該カメラに対して固定した3つの位置に座席に対向する垂直方向の面上で,該カメラと同じ発言者を撮影するカメラを座席の前方の固定位置に取り付け,前記カメラの位置を三次元座標の原点とし,座席の中心へ向かう方向をY軸,上下の方向をZ軸,Y軸とZ軸に対し直角の方向をX軸として,カメラの位置を含むX軸・Z軸の二次元平面上のカメラに対し固定した3つの位置に前記発信機の信号を受信する二次元の受信機を配置し,前記各受信機の座標値を主記憶部に設定し,前記3つの各受信機に対応して設けられ,対応する各受信機を制御すると共に受信信号の受信角を計測する受信角計測部と,前記各受信角計測部からの受信信号及び受信角情報を識別して出力する信号制御部と,前記信号制御部からの各受信信号及び受信角情報と,前記主記憶部の各受信機の座標値とを用いて,各発信機の位置を三次元座標値として算出して,主記憶部に格納する情報制御部とを備え,会議開始前に前記各マイクに取り付けた発信機を駆動して,各発信機の三次元座標を得ることを特徴とする音声追尾型自動照準方式における三次元座標自動計測方式。
IPC (4件):
H04N 7/15 ,  G01B 11/24 ,  H04N 5/232 ,  H04N 7/18

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