特許
J-GLOBAL ID:200903062690073200
可変減衰力ダンパ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 青山 正和
, 鈴木 三義
, 西 和哉
, 村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-305186
公開番号(公開出願番号):特開2008-121760
出願日: 2006年11月10日
公開日(公表日): 2008年05月29日
要約:
【課題】シリンダのオイルシールに対する磁性粒子の噛み込みを防止し、かつ、磁性流体の充填量を少なくできるようにするとともに、基本的な減衰力レベルの異なる複数種の製品でベース部材を共用できる可変減衰力ダンパを提供する。【解決手段】液体を充填したシリンダにピストン5を摺動自在に収容して、シリンダの内部を二つの液室に隔成する。ピストン5に液体の流通する減衰通路9を設け、減衰通路9の途中に抵抗制御ユニット13を設ける。抵抗制御ユニット13は、磁性流体を充填した流体充填室19と、磁性流体に磁界を作用させる電磁コイル20と、減衰通路9を通過する液体の流動エネルギーを回転力に変換する回転ファン23と、流体充填室19内で回転する回転ファン23の軸に、任意数選択的に取り付けられるディスク18と、を備えた構成とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内部に液体を充填したシリンダと、
このシリンダに摺動自在に収容されてシリンダ内を2つの液室に隔成するピストンと、
前記2つの液室間を連通し、前記シリンダとピストンの相対作動に応じて流通する液体に抵抗を付与する減衰通路と、
この減衰通路で液体に付与する抵抗を可変制御する抵抗制御手段と、
を有する可変減衰力ダンパにおいて、
前記抵抗制御手段を、
前記減衰通路を通過する液体の流動エネルギーを受けて作動する液圧アクチュエータと、
磁性流体を充填した流体充填室と、
前記流体充填室内で作動して磁性流体から揃断抵抗を受ける抵抗体と、
前記液圧アクチュエータと連動して作動するとともに、前記抵抗体が任意数選択的に取り付けられる回転体と、
前記流体充填室内の磁性流体の粘性を制御する電磁コイルと、
を備えた構成としたことを特徴とする可変減衰力ダンパ。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
3J069AA50
, 3J069BB10
, 3J069CC13
, 3J069DD25
, 3J069EE03
, 3J069EE35
引用特許:
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