特許
J-GLOBAL ID:200903062690513537

収音方法および収音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-118069
公開番号(公開出願番号):特開2001-309483
出願日: 2000年04月19日
公開日(公表日): 2001年11月02日
要約:
【要約】【課題】 収音装置において、装置規模を拡大せずに、出力の目的音成分の歪を軽減する。【解決手段】 マイクロホン111〜11Mで受音された信号は話者位置推定部15Aに供給される。話者位置推定部15Aは話者位置推定を行う。遅延制御部16は、話者位置推定結果を受け推定話者位置に遅延和アレーの焦点が向くような遅延を遅延器121〜12Mに設定する。信号対雑音比推定部18は各マイクロホン111〜11Mで収録された音声信号について信号対雑音比(SN比)を推定する。推定されたSN比はフィルタ係数の決定に用いられる。最適フィルタ計算部17はアレーの出力のSN比、目的音成分の歪が最適となるような最適フィルタを計算し、フィルタ131〜13Mに設定する。フィルタ131〜13Mを通過した、マイクロホン111〜11Mで受音された信号は加算器14で加算され、出力される。
請求項(抜粋):
任意配置の複数の収音手段の各々で収録された音声信号を各々異なる遅延量で遅延させ、各遅延出力を各々異なるフィルタ係数でフィルタリングし、各フィルタリング出力を加算して加算出力を出力する収音方法において、音源位置を推定し、前記音源位置から発せられ、前記複数の収音手段で受音した信号が同位相となるように、遅延を制御し、前記各収録音声信号の信号対雑音比を推定し、前記各音源位置から前記各収音手段までの距離と前記信号対雑音比とから前記加算出力の雑音対信号比を推定し、前記各距離から前記加算出力の目的音成分歪を推定し、前記加算出力の雑音対信号比と前記目的音成分歪とから求められる歪関数を最小とする前記各フィルタ係数を決定し、前記フィルタ係数の決定において、前記各距離で減衰させた前記各フィルタ係数の和を一定値とすることを特徴とする収音方法。
IPC (5件):
H04R 3/00 320 ,  G10L 15/28 ,  G10L 15/20 ,  G10L 21/02 ,  H03H 21/00
FI (5件):
H04R 3/00 320 ,  H03H 21/00 ,  G10L 3/00 511 ,  G10L 3/02 301 E ,  G10L 3/02 301 F
Fターム (10件):
5D015DD01 ,  5D015DD02 ,  5D020BB01 ,  5D020BB04 ,  5D020BB07 ,  5J023DA05 ,  5J023DB03 ,  5J023DB07 ,  5J023DC08 ,  5J023DD07

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