特許
J-GLOBAL ID:200903062700963625

蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-084745
公開番号(公開出願番号):特開平7-293362
出願日: 1994年04月22日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 可能なかぎり常時パージを行うとともにベース空燃比の誤学習を防止することの可能な蒸発燃料処理装置を提供する。【構成】 キャニスタ14に多量の燃料が蓄積されているときは、制御部15におけるベース空燃比の学習を停止してパージを継続することによりパージ時間を確保するとともにベース空燃比の誤学習を防止する。キャニスタ14内に蓄積された燃料が少なくなった場合だけベース空燃比の学習が完了していない運転領域に入ったときにベース空燃比の学習を実行する。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃料タンクから蒸発する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記キャニスタと吸気管とを接続するパージ管に設置され、吸気管内にパージされる蒸発燃料量を制御するパージ弁と、内燃機関の排気管に設置される空燃比検出手段と、前記空燃比検出手段で検出される空燃比を所定の目標空燃比に制御するための燃料噴射弁の開弁時間を演算する空燃比フィードバック制御手段と、前記空燃比フィードバック制御手段で演算される空燃比フィードバック係数に基づいて吸気管内にパージされる蒸発燃料の濃度を学習する濃度学習手段と、前記空燃比フィードバック制御手段で演算される空燃比フィードバック係数に基づいてベース空燃比を学習するベース空燃比学習手段と、を具備する蒸発燃料処理装置において、前記ベース空燃比学習手段におけるベース空燃比の学習が完了しているとき、およびベース空燃比の学習が未完でありかつパージ気体中に含まれる蒸発燃料の濃度が高であると判断されたときは前記パージ弁を開弁し、前記濃度学習手段における濃度の学習を許容し、前記ベース空燃比学習手段におけるベース空燃比の学習を禁止し、ベース空燃比の学習が未完でありかつパージ気体中に含まれる蒸発燃料の濃度が低であると判断されたときは前記パージ弁を閉弁し、前記濃度学習手段における濃度の学習を禁止し、前記ベース空燃比学習手段におけるベース空燃比の学習を許容する、学習制御手段をさらに具備する蒸発燃料処理装置。
IPC (5件):
F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 340

前のページに戻る