特許
J-GLOBAL ID:200903062708827623

カメラのファインダ内表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-047213
公開番号(公開出願番号):特開平6-242494
出願日: 1993年02月13日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で安価に製作でき、標準画面とパノラマ画面の各光像枠をファインダ視野内に明瞭に区別して表示すること。【構成】 アルバダ式ファィンダ光学系のうち、負レンズ9の前面9aには、標準画面サイズ、パノラマ画面サイズ等の光像枠が反射蒸着膜枠として形成してあり、また負レンズ8の後面8aには、上記光像枠を観察眼Eの方向に反射させるための光像枠反射面を形成してある。負レンズ8と正レンズ9との間には、1対のファインダ視野変更板41,42が進退可能に設けてあり、標準画面時には、視野角変更光路40から退避して、標準画面サイズの光像枠その他が透明空間に表示され、パノラマ画面時には、視野角変更光路40内に進入し、標準画面サイズの光像枠を遮蔽しパノラマ画面サイズの光像枠が明瞭に表示される。上記ファインダ視野変更板41,44は、フィルムへの露光画面サイズを変更する遮蔽羽根と連動して動作する。
請求項(抜粋):
標準画面サイズと標準画面サイズの大きさよりも小さいサイズを有する他の画面サイズとを必要に応じて選択し得る形式のカメラのファインダ内表示装置において、観察眼に近接したファインダ光路上に設けられ、且つ、前記標準画面サイズ時のファインダ視野範囲を全視野の上下領域において示すアルバダ式の標準サイズ光像枠と、前記他の画面サイズ時のファインダ視野範囲を前記標準サイズ光像枠の内側領域において示すアルバダ式の他サイズ光像枠とを具えた第1のファインダレンズと、この第1のファインダレンズの前方のファインダ光路上に設けられ、且つ、前記標準サイズ光像枠および前記他サイズ光像枠の像を観察眼方向に反射させる半透明反射面または完全反射面を具えた第2のファインダレンズと、前記標準サイズ光像枠を含む標準画面サイズ時のファインダ視野範囲を標準画面サイズの短辺方向の周辺領域において覆い得る形状・大きさを有し、且つ、その自由端部側が、前記第1のファインダレンズと前記第2のファインダレンズとの間の中間ファインダ光路に対して挿脱可能に設けられたファインダ視野変更板とを具備し、前記標準画面サイズでの撮影状態が選択されているときには、その選択操作に連動させて、前記ファインダ視野変更板を中間ファインダ光路外の所定位置に退避させることにより、前記標準サイズ光像枠および前記他サイズ光像枠をファインダ視野内に浮き立たせ、前記標準画面サイズでの撮影状態から前記他の画面サイズでの撮影状態に切り換えるときには、その切り換え操作に連動させて、前記ファインダ視野変更板の自由端部側を中間ファインダ光路内の所定位置に挿入することにより、前記標準サイズ光像枠を含む標準画面サイズ時のファインダ視野範囲を覆うと共に、前記他サイズ光像枠をファインダ視野内に浮き立たせ得るように構成したことを特徴とするカメラのファインダ内表示装置。
IPC (2件):
G03B 13/12 ,  G03B 17/20

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